一時的に状況は好転したものの、新たな第三波により先が見通せない現在。
ダンスシーンにおいては、レッスンやリハーサルの際には必ずマスクを着用し、人数制限や換気を行いながら踊っていて、身体的にも狭まってしまった活動の幅にも息苦しさを覚える日々です。
一方で、コンテストやレッスンのオンライン配信や、検温・消毒など感染症対策を徹底した上でのオフラインイベント開催など、様々な選択肢が浸透してきているのも事実。
このような新しい形態に挑戦し、その経験を重ねれば重ねるほど、生で踊りに触れられることの大切さが身に沁みています。
そういった一つ一つの要素に、人は感情を動かされるのだと思います。
この期間の中で数多くのオンライン配信に関わってきたからこそ、KEMURIはオフラインでの開催を決意しました。
KEMURIsm
通常のイベント出演における作品の長さはどれも5分前後。それに合わせ、ショーケースや映像も短くギュッと濃縮していましたが、自分達の表現をより長く、より近く、その目で感じてもらいたいと思い、単独公演に挑戦します。
芸術作品を見たときのような目に見えない感覚を大切にして踊ってきたからこそ、受け取り側が自由に楽しめる余白を残しつつ、心に歩み寄りたいです。観終わった後も暫く頭から離れないような、そんな長編作品を作り上げたいと思います。
「 KEMURIsm 」プロモーションムービー
昨今、コロナの影響でダンス等のイベントが相次いで中止・延期となっている中で、オンラインイベントや、座席数を絞ったかたちでの規模縮小型の公演が一般的となっています。
どのイベントやLIVEも、“声出し・応援の禁止”を強いられていますが、KEMURI公演では万全な感染症対策を取り入れた上で、あえて“リアルな臨場感“を感じてもらうために、オフラインでの公演実施にこだわりました。そのため、開催にあたり感染症対策にかかる諸費用がかさんでいる状況です。今回いただいたご支援によって、感染予防対策を徹底し、安心・安全な環境と質の高い公演をお届けできればと思っております。
独特なセンスと繊細なボディーコントロールを持ち味とし、緩急を活かした多様な表現力で様々なシーンを股に掛けるダンスアーティスト。
呼吸するような自然さと、相反する異質さの混在を、創作のポリシーとしている。
東京を拠点に、数多くのイベントやメディアにゲストとして出演しつつ、地方でのワークショップ等も精力的に行い、振付師やモデルとしても活動中。
【主な経歴】
・ザ・ボーナストラック主催『セカンドアルバム〜冬のボーナストラックたち〜』ゲスト出演
・DANCE ALIVE HERO’S 2019 ゲスト出演
・Be Choir主催『Possibility』ゲスト出演
・関東大学学生ダンス連盟Σ主催『style wars』ゲスト出演
・ちびゆり主催『Back Beat Club #34』(長野)ゲスト出演
・Incognito Album「TOMMROW’S NEW DREAM」コラボレーションムービー出演
・向原愛海「Used to be mine」PV出演
・着物デザイナー紫藤尚世イベント ゲスト出演
・Studio Unius CM出演
その他、様々なクラブイベントやスタジオ発表会へのゲスト出演、東京・静岡・長野など各地でのワークショップなど
22歳の時に共演した舞台で意気投合し、1年も経たないうちに、2人でニューヨークに渡りました。
たった1ヶ月でしたが、レッスンやダンスバトルへの参加以外にも