ブレイキン 飯沼月光(Tsukki)/パリ五輪金メダルに向けダンス修行をしたい!

ブレイキン 飯沼月光(Tsukki)/パリ五輪金メダルに向けダンス修業をしたい!
2024年パリ五輪正式種目となり、注目を集める「ブレイキン」で、世界を狙うことのできる14歳が“Tsukki”こと飯沼月光(いいぬま つき)。数々の世界大会を制してきた逸材が見据えるのは17歳での五輪金メダル。王者になるために、ブレイクダンスの強豪国でダンス修業に行き、大きく成長したい!

皆さん、はじめまして。ブレイキンをやっている飯沼月光です。“Tsukki”というダンサーNAMEで活動している大阪に住む14歳です。

今は、2024年のパリ五輪での金メダルを目指し、毎日練習に励んでいる最中です。今回のクラウドファンディングでは、その金メダル獲得に向けて、より自分をレベルアップさせるダンス修行をするため、皆さんからの応援をお願いしたいと思います!よろしくお願いします!

僕がブレイクダンスを始めたのは7歳の時でした。きっかけは4歳年上の兄・太陽(よう)が通っていたダンススクールに小さい頃から見学に行き、兄が回っているのを見て、僕も回りたいと思い始めました。

ブレイクダンスをはじめてから2年後の2016年、フランスで開催された世界大会「Marseille Battle Pro 2016」Baby Battle に日本代表として出場。中国で開催されたアジア最大級のキッズダンスイベント「WE ARE THE FUTURE」では、2016年から4連覇を達成することができました。

僕の武器は、頭や手を使って遠心力で身体全体を大きく回転させる“パワームーブ”と呼ばれる動きです。

この技で、これまで世界と戦ってきました。ここからさらに、この技を磨いて、もっとレベルアップを続け、パリ五輪では必ず日本代表として出場し、金メダルを獲りたいと思います。

今は、中学校に通いながら、平日は家で練習、週末は僕の師匠・KAKUさんのレッスンに通いながらスキルを磨いています。

(左・師匠のKAKUさん)

でも、ダンスの大会は、去年から新型コロナウイルスの影響で、国内での試合がほとんどキャンセルになっていて、この先の大会も今のところほぼありません。

パリ五輪の日本代表枠はかなり少ないので、金メダルを目指しながら、絶対に代表入りするためにも、この期間での成長がとても大事だと思っています。だからこそ気を緩ませずに努力を続けています。

僕は、平日は主に1人、週末は師匠と練習を続けていますが、それだけでは足りないものがあります。それが、海外の強豪国で世界トップレベルの選手からいろいろ学んで修行を積むことです。ダンスはその場所の文化や環境が特にすごく反映される競技です。同じジャンルのダンスでも、場所によって、全く違うような動きや向き合い方があって、これは日本にいるだけでは知ることができない感覚がかなり多くあります。

そんな世界のあらゆる人たちと戦う大会が、僕が目指しているパリ五輪です。海外の選手はやっぱりレベルが高く、動画だけでもその凄さが伝わります。そういった選手たちのダンスをリアルに見たり、教えてもらったりすることで、日本では味わえない海外のカルチャーや海外独自のダンススタンスなどから、 今の僕に足りないものが掴めるんじゃないかと思っているので、世界を知ることは僕にとって一番必要なことだと思っています。

こういう経験を大舞台に立つ前に味わっておきたいんです。コロナが落ち着いて海外へ行けるようになっても、ダンス修行をするためには、自分たちだけでは行くことが難しい状況です。

海外へのダンス修行に必要な資金は、1回参加するだけでも20万円くらいかかるそうです。今回、僕は本気で学び吸収しに行くので、複数回の長期修行を考えています。でも、長期で行けば、もっと大きなお金がかかってしまいます。

それでも、もし、修行に行けたなら、五輪で絶対に結果を残せるような経験をしっかりと積んで、皆さんにオリンピックで恩返ししたいと思います。

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