鞄メーカーが作る【花札】革を使った新感覚商品で豊岡市の魅力を楽しく発信!

鞄メーカーが作る【花札】革を使った新感覚商品で豊岡市の魅力を楽しく発信!
豊岡にゆかりのある皆さん!懐かしい名所も満載です。まだ豊岡に来たことない皆さんも、 この花札を見て、遊んで、是非いらしてほしい! 鞄の製造技術を活かし、名所や名産品を題材に素敵なイラストの花札を作成しました。 世代を超えて!何年先にも残せる!そんな一品に仕上がっていると思います。

はじめに・ご挨拶

このプロジェクトをご覧の皆様、興味を持っていただきありがとうございます。
株式会社服部は1885年に京都市で旅行用品雑貨問屋として服部商店を創設し、
戦後は兵庫県豊岡市に本社を移し、「夢を運ぶカバン」をテーマに鞄関連商品の
企画、製造、販売をしております。コロナ禍になり約1年半以上が過ぎました。いろいろな方々や友人と話をしても、観光客が
激減して大変・・・帰省できない・・・都会に出た家族がなかなか帰ってこられない・・・
また豊岡にも遊びに行きたいのだけど・・・そんな声を多々耳にします。本業のカバンの
生産も激減する中、今までに培った技術やノウハウを活かして楽しくなれるような商品は
できないか?若手スタッフを中心に、いろいろなアイデアを出しサンプル作りを繰り返し、
素敵な作品ができました。どうかご支援くださいますよう、よろしくお願いいたします。

豊岡市はコウノトリの野生化を始め、城崎温泉や城下町・出石だけでなく、海、川、山の
自然あふれる様々な観光地があり、近年は市を上げて演劇などの文化や芸術の発展にも
取り組んでいます。そして、私たちが従事する日本一のカバンの産地でもあります。
・名所や名産品など豊岡市の魅力を再発信すると共に、お客様に楽しんでいただきたい。
・企画スタッフのイラスト、革加工や縫製など、モノづくりの新たな可能性を見出したい。
・四季を通じて素敵なシーンがたくさんあります。また、多くの人に来ていただきたい!
そんな思いで、商品名を「とよおか・花めぐりの旅」としました。

プロジェクトを立ち上げた背景

コロナ禍で、私たちのまちでも観光業だけでなくすべての産業が困難な状況にあり、
カバン産業も例外ではありません。市内には多くのカバン関連の企業があり町自体が
サプライチェーンになっています。各社すべてがこの困難を乗り切る事こそが産地を
守ることにつながると考えています。当社はこの機会に、今までに培ってきた技術や
ノウハウに加え新たな技術の習得に取り組むと共に、異業種の方々との交流も活発に
行いながら、様々な新しい事に取り組んで精一杯努力していきたいと思っています。
これまでの活動

外注先の社員の方々も参加しての革小物の勉強会を開催し技術の向上に努めています。
このプロジェクトでは、勉強会で学んだ技術を活かし花札業者さん印刷業者さんから
ご指導・ご協力をいただきながら取り組んできました。
勉強会の様子

革を紙のように薄く漉いていきます。

一枚づつ手作業で札を作っていき、その後ミシンで縁を縫って仕上げていきます。
※イラストの面は特殊紙になります。

花札のケースが入るトートバッグは、牛革製とデニム生地の2種類です。
どちらも内装に抗ウイルス加工(クラボウ クレンゼ®)を使用しています。
※デニム生地は抗菌加工で、牛革のハンドルになります。
※牛革は花札に使用しているものです。

牛革貼りの花札(イラスト面は特殊紙) 、牛革製ミニトートバッグ
トートバッグのサイズ:約 12(横)×10(高さ)×5(幅)㎝
※(横)(幅)は、底部分のサイズです。

紙製の花札、デニム生地のミニトートバッグ
トートバッグのサイズ:約 12(横)×10(高さ)×4(幅)㎝ 
※(横)(幅)は、底部分のサイズです。

花札、バッグ共に日本製です。

48ヶ所の選定では、ご紹介したいものや場所がいろいろとたくさんあり苦慮しましたが、
季節感と花札の雰囲気をできるだけ大切にしながら図案を作成しました。
企画スタッフが何度も修正を繰り返し、