ゲストハウスが好きです。様々な場所から違う目的で色んな人が集まって気が付いたら夜更けまで語らってしまう不思議な空間。そんな場所を作りたくて出来たのが当店「100BOOKCAFE」です。今回プロジェクトを立ち上げたのは店主のワタナベです。
4度に渡る緊急事態宣言で営業時間短縮やお酒が出せず経営が厳しい中、思い付いたのが「学生にショップカードを渡して旅して貰う」でした。お店の宣伝や広告には少なからずお金が掛かるわけですが、それを全部学生に渡してしまおうと思い至ったわけです。今年の6月にSNSで募集し複数の応募がありました。その中から7名の方に旅して頂く事になりました。
せっかくなら本にして残したい。
コロナ禍という事もあって気軽に旅に行くのも難しいご時世です。ですが、学生の内にする旅というのはその後の人生に大きく影響する可能性があります。ましてやこんな状況の日本を旅する機会は今後無いかもしれない。お店の宣伝をして下さいという名目でお願いしてはいますが、どうせなら楽しんで欲しいですし、コロナ禍の日本というのを肌で感じて来て欲しい。旅の中で見て触れた事を本という形にして多くの人に届けられたらという想いで今回のプロジェクトを立ち上げました。
旅に出る時期は皆んなバラバラですが7月末〜8月末の間です。旅から帰って来たら当店でトークイベントをして貰い、その後に本の制作に入る予定です。現状どういった本になるのか未定です。旅に出る7名の内2名は9月からイギリス留学に行ってしまうので、本は5名の学生さんと作っていく予定です。
旅人紹介
1・マキさん
1番最初に応募して頂いた医大生の方です。将来的には発展途上国などに医療で関わりたく、公衆衛生大学院の進学を希望してる人。これまで厚生労働省でのインターンなどを経験。家族旅行で国内の色々な場所に行ってきたという事ですが一人旅は数える程しかないようです。マキさんインスタ
２・エイタ君
宮城県出身の20歳。3.11の震災で家族や友人を多く失う経験をする。今は将来的に地元の力になる為に色々と努力をしている最中。9月からイギリス留学に行く為、今回の本には参加しません。エイタ君インスタ・エイタ君ツイッター
３・そるとさん
最年少18歳。今まで一度も旅行した事が無く、本当はこの夏バイトして春休みなどに一人旅を計画してたようですが、当店の企画を知って応募したとの事。今回の旅人企画はそるとさんのように今まで旅に出た事が無い人の背中を押せたらという想いがあったので、帰って来た時にどうなってるのか楽しみです。そるとさんツイッター・そるとさんインスタ
４・そら君
ヒッチハイクの経験も有り旅慣れしてる大学生。就活の最中自身でプロジェクトを立ち上げ、そっちの作業に没頭してたら就活のタイミングを逃しかけてるらしい。でも色々な人と縁があり何とかなりそうと本人談。そら君インスタ
５・コニシさん
カレー好きな教育学部。色んな所でカレー作りをしているらしい。当店のメインメニューはカレーの為、コニシさんには特別任務として「カレー食べて帰って来たらレシピ開発して」とお願いしてます。コニシさんツイッター
６・みのわさん
美大生。当店の壁に鹿の絵を描いて頂いた「晴夏さん」という画家のアトリエが北海道にあるんですが、そこに今回新しく出来たショップカードを渡しに行って貰おうと思って逆オファーした方です。元々当店のお客さんです。みのわさんインスタ
７・ゆずさん
ノマド女子大生と名乗って全国各地に飛び回ってる人。ゆずさん自身も過去にクラ