・自己紹介
はじめまして。
サダ こと 中村禎仁 (Sadahito Nakamura) と申します。
1982年6月22日に福岡県の筑豊地区にある緑の多い田川という町で生まれました。
田川は古くは炭鉱の町として栄え様々な物語の舞台にもなっていたりと
物凄いエネルギーが溢れていた場所だったそうです。
現在の田川は炭鉱の時代は終わり、少し寂れた少子高齢化の進む田舎町ではありますが
未だに過去の面影が少し見え隠れする言葉に言い表すことは難しいですが
そんな何かが蠢く町、田川で私は育ちました。
大学卒業後より作家活動を始め現在はインスタレーション(空間芸術)という技法を使い
主に地元、田川にて作家活動を行っています。
20代の頃は東京で活動していた時期もありましたが
現在は地元に戻り妻と子供と自然の中でゆっくりと暮らしています。
そして作家業だけではなく私の母校でもある
いいかねPaletteという廃校利活用施設でスタッフとしても働いています。
施設のコンセプト「なんでもできる世界をつくる」を実現すべく日々奮闘しております。
いいかねPalette
・個展開催で実現したいこと
私がこのプロジェクトで実現したいことは
「12ヶ月間連続で開催する個展を通じ人と人との繋がりを再確認する場所を作りたい」です。
今まで10年間に渡り私が制作してきたサラダメニューシリーズという
参加型のインスタレーション作品を使い
開催場所でもあるいいかねPaletteのスペースに沢山の人が訪れてくれることを目標としています。
コロナの時代となり会いたい人とも簡単に会えない時代になりました。
もちろん感染の恐怖なども未だに残っています。
それでも人は一人では生きていけないと強く実感したのも事実です。
そこからも私は自分の作品を通して人との繋がりの大切さを再確認できる場所を作りたいと考えています。
いいかねPalette
〒826-0045 福岡県田川市猪国2559
・個展をやろうと思った理由
私は、ここ10年は毎年どこかで個展を開催してきました。
それがコロナの時代となり個展を開催できないまま1年が経過してしまいました。
ただジッと耐えていても、無駄に時が流れていってしまう虚しさを感じていました。
そして私は来年の6月で40歳になります。
30代の集大成としてもサラダメニューシリーズの集大成としても
今やらないと絶対に後悔すると思い個展開催へ向けて動き出しました。
ここから次のステージに進むという思い、コロナ時代からの脱却への願いも込め
個展の名前に サラダ完 -サラダおわりました- と名付けました。
そして一つ前にも書きましたが自分の作品を通し
みんなを少しでも元気にしたい、誰かの居場所を作りたい
そんな考えも芽生え今回の個展開催を決意しました。
紙サラダ
・サラダメニューシリーズとは
アートや芸術と聞くと敷居の高いものと思われたり
自分には作れないもの、自分には無縁なものだと思う方々を沢山見てきました。
私自身も、その一人でした。
しかしアートに触れ自分でも作り始めてみるとその考えは180度変わりました。
私は自分を表現することの楽しさを覚える度にアートが好きになっていきました。
この気持ちを沢山の人にも伝えたいという気持ちから生まれたのがサラダメニューシリーズです。
サラダは野菜を切ったりちぎったりしてドレッシングをかければ完成する簡単な料理です。
誰でも簡単に作れるものだが、立