割り加工によってつくる「ヒノキの箱」立体の木目が美しい箱

割り加工によってつくる「ヒノキの箱」立体の木目が美しい箱
木が本来持つ木目を壊さずにつくるヒノキの箱。より自然的・有機的な造形を実現しました。箱としての用途はもちろん、インテリアとして置いていても違和感がありません。

画像:unsplashより
木が持つ本来の美しさ、表情を楽しめる箱

木は長い年月をかけ、大きくなっていく生き物です。
その成長の過程でできる木目は、一つとして同じものはなく魅力的なものです。

しかし現代において木材は、電動工具によって切断・切削されて使われています。
それぞれの木が持つ魅力的な木目は平面的なものとして扱われてしまっています。
本来、木目は立体的なもののはずです。その立体的な木目を存分に利用した箱を制作します。
どのように作られているのか

本製品は、「割り加工」によって制作しています。

「割り加工」とは・・・下の写真のようにナタや斧を木材に当てて木材を割って加工する方法のことです。薪割りの際などによく使われる加工法です。木は縦に繊維がはしっており、その繊維に沿って割ることができます。この「割り加工」によって、木が持つ本来の木目を損なわずに加工することが可能です。

箱から箱ができる

箱の真ん中からくり抜かれた木材はまた同じように箱にすることができます。
親子関係のようなこれら2つの箱はセットでも魅力的です。
写真右の箱からくりぬかれたものが写真右の箱

親子関係のようなこれら2つの箱はセットでも魅力的です。
ヒノキという素材

ヒノキは軽量で柔らかいためお子様がおられる家庭でも安心してお使いいただけます。
また、「割り加工」によってつくられたヒノキの箱からは、木の本来の繊維に沿って割っているからこそ強い香りが発せられています。
環境に対する配慮

現在の切断・切削による加工法では、木の節や曲がった木目などは加工がしにくいという理由で捨てられてしまうことも多くあります。このような節や曲がりが強い木材は「不適材」とよばれ使われないことが多い

しかし「割り加工」においては、節や曲がりはプラスに働きその美しさをより強く見ることができます。限りある資源である木材を大切に利用することが可能です。
リターンについて

※木材は一つとして同じものはありません。
 製品は一品物となりますので、写真と同じものをお送りできるとは限りません。ご了承ください。
 サイズに関しても参考程度のサイズとなります。重ねてよろしくお願いいたします。

・ヒノキの箱(大)        7000円
 ※画像は参考です

・ヒノキの箱(大・小セット)   10000円

 ※画像は参考です

製品情報・仕様

※木材は一つとして同じものはありません。
 製品は一品物となりますので、写真と同じものをお送りできるとは限りません。ご了承ください。
 サイズに関しても参考程度のサイズとなります。重ねてよろしくお願いいたします。

ヒノキの箱(大) 約80mm×80mm×200mm

ヒノキの箱(小) 約40mm×40mm×140mm
自身のことについて

僕は、京都の大学に通う大学院生です。プロダクトデザインを専攻しています。
偶然性をはらむモノのありかたに興味があり、今回は木目というところに着目しました。
研究を深めるためには、実際に手を動かしいくつも作ってみるしかありません。
そのためにかかる材料・運送・道具などの費用を皆様にお手伝いいただきたい次第です。
よろしくお願いいたします。

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