若年女性の居場所支援・セカンドハウスのリノベーションをしたい!

クラウドファンディング
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NOLIMIT旭川とは

 NOLIMIT旭川(以下のーりみ)は、北海道の旭川市で支援の手が届きにくい若年女性(10代後半~20代)の手助けを目的に2020年12月1日に設立されました。のーりみではアウトリーチのための夜回り活動やオンライン相談、避難所の提供や同行支援、食品・衛生用品の配布など様々な活動を行っています。 支援内容の詳細はホームページをご覧下さい。活動については 旭川のフリーペーパー『ライナー』や『北海道新聞』で取り上げて頂きました。

現在は7人のメンバーがボランティアで活動をしています。

1.解決したい社会課題

「若年女性の居場所」の支援に取り組みます!!

はじめに

社会や環境によってもたらされる困難を抱えたまま「子ども」でなくなり、今度は「若者・大人」として抱えた困難を「自己責任」と押し付けられる。そして適切な支援に繋がることもできずに、自助のみで何とか生きている女性がいます。

家庭や職場・学校から排除(虐待、DV、いじめなど)され、居場所を喪失する女性は少なくありません。子どもや母子となると受けられる支援・受けやすい支援もありますが、子どもでなく就労が可能な単身女性となると支援の数はぐっと少なくなります。また、その支援も受けるための条件が厳しいことや、受けた後の自由が少ないことから、ハードルが高いものとなっています。

そのため、選ぶ余地のない自助で何とかしてしまうことがあります。しかし、そこでさらなる困難を抱え、負のスパイラルに陥ってしまう女性も多いのです。

排除によって喪失する「居場所」には、①精神的な居場所と②物理的な居場所があると考えています。のーりみではオンライン相談や自宅での食事会など、彼女たちと「つながる」ことで精神的な居場所を作っていました。その中でも「家を追い出されそう」「お金が無くて行き場がない」といった物理的な居場所の必要性を感じる言葉を多く聞いてきました。そのため、今回彼女たちが「気軽に」「身一つで」「自由に」来られてすごせる場所「セカンドハウス」をつくることにしました。

1-1.旭川の特徴と居場所の喪失

困難を抱える背景には、旭川における低賃金や貧困(旭川市:生活保護受給率は全国平均の2.3倍)、出産年齢の低さ(旭川市:10代での出産が全国平均の2倍)、離婚率の高さなど様々なものがあります。貧困と虐待やDVは相互に関係しています。北海道は母子世帯の割合が高く、女性の困難も多い土地だと言えます。また、旭川は男尊女卑的な価値観も強く残っており、他の地域と比較しても女性の進学率は低く、女性が自立できる仕事もとても少ない環境です。これまで、その経緯は様々ですが、困難を抱えて居場所を喪失する女性たちと多く出会ってきました。

しかし、市内には安価に過ごせる物理的な居場所が少なく、冬場は環境が厳しいため屋外で過ごすことは難しいです。そのため、たとえ不本意な居場所であってもそれに我慢していなければなりません。

また、幼いころからそのような環境で、周囲にも同じ境遇の人が集まっていることが多いため、自分が困っているとは思わない女性も多くいます。

1-2.公的支援は届かない?

いま、旭川の行政や公的な支援窓口・民間シェルターは相談のための時間や手段が限定されています。また、本当に困った後でなければ支援の対象にならなかったり、シェルターに入るにはスマホを預けなければならなかったり、そこから仕事に行けなかったりします。

それらの支援で救われている人もいますが、のーりみには制度的なハードルの高さや