はじめに・ご挨拶
映画『信 虎 信玄陣没!国主の帰還』は、
武田信玄の父・信虎を主人公とした、武田家の興亡を描いた映画です。
映画を製作したのは「ミヤオビピクチャーズ」で、今回のような映画は初となります。
http://www.miyaobi.com/mp.html
「戦国」の真実を描き伝えるために、
松竹の数々の大作を製作してきた経験を持つ榎望と、
キネマ旬報社出身で、元『映画人』(辰巳出版)編集長の西田宣善、
そして本作の代表を務める宮下玄覇が、これまでの経験を活かし、
新たに取り組んだ本格時代劇映画です。
宮下からのメッセージ
はじめまして、宮下玄覇と申します。
歴史図書版元・宮帯出版社および茶道具・古美術商社・宮帯の代表で、
古田織部美術館館長、「刀剣春秋新聞」発行人、
日本甲冑武具研究保存会の評議員を務めております。
そんな私が30年来構想を暖めていた脚本が、
ようやく映像作品として実を結ぼうとしています。
この作品を全国くまなく告知した上で公開し、
一人でも多くの方に観ていただきたいと考えております。
主人公・武田信虎
この映画の主人公・信虎は、戦ばかりを繰り返す粗暴な君主で、
これまで息子・信玄に追放されてしまう“悪役”として描かれてきましたが、
実際には、甲斐一国を統一、そして現在の甲府に移転し町づくりをし、
追放後は京において将軍の外様大名衆の筆頭として仕えた
知勇兼備の名将だったことがわかってきています。
2019年には甲府駅北口に立派な銅像が建てられました。
この信虎という人物の魅力について、もっと知ってもらいたいと
今回の映画では主人公に設定し、その晩年の人間ドラマを描いています。
キャストについて
主人公・信虎を演じるのは寺田農さん。
数々の時代劇に出演し、『天空の城ラピュタ』でムスカ大佐役の声優を
されたことでも知られています。
信玄とその弟・逍遥軒の2役を務めるのは永島敏行さん。
肖像画にそっくりで信玄の形の髭をつけたら信玄公そのものになりました!
信玄・勝頼に立ちふさがる強敵の
上杉謙信役に『天と地と』(角川春樹監督)以来の榎木孝明さん。
織田信長役に渡辺裕之さん。
晩年の信虎のライバルとなった孫勝頼役・荒井敦史さん、
若年時の信虎役に石垣佑磨さん、
信虎について語る柳澤吉保役に柏原収史さん、
信虎の末娘・お直役でヒロインの谷村美月さん、
信虎の近習で重要な役回りをもつ黒川新助役・矢野聖人さん。
他に主だったキャストを列記いたします。(敬称略)
・伊藤洋三郎 :清水式部丞 役
・左伴彩佳(AKB48):お弌 役
・杉浦太陽 :一条信龍 役
・川野太郎 :春日弾正忠(虎綱)役
・葛山信吾 :山県昌景 役
・永倉大輔 :馬場信春 役
・井田國彦 :内藤昌秀 役
・嘉門タツオ :安左衛門尉 役
・螢 雪次朗 :日伝上人 役
・橋本一郎 :穴山信君(梅雪斎)役
・森本のぶ :矢作勘太夫役
・剛たつひと :孕石源右衛門尉 役
・外波山文明 :今井信元 役
・水島涼太 :日賢上人 役
・西川可奈子 :北の方(勝頼の継室)役
・北岡龍貴 :遠山友信(美濃飯羽間城主)役
また信虎の家老・土屋伝助役を演じ、この4月に亡くなられた
隆 大介さんにとっては、この作品が遺作となりました。
この作品で時代劇が変わります!どうか、ご支援をよろしくお願いいたします。
このプロジェクトで実現したいこと
本作品は、信玄公450回忌に際しての追善・慰霊と、信虎公の顕彰、
『甲陽軍鑑』に光をあてた故・酒井