重要文化財の元蔵へ移転するコーヒー豆焙煎工房2階を私設図書館に。

蔵へ移転するコーヒー豆焙煎工房2階を私設図書館に
重要伝統的建造物群保存地区の奈良県橿原市今井町。この町でコーヒー豆焙煎工房を構えて6年。工房が手狭になり、移転先の物件を探し始めて2年。ちょうど工房向かいにあった幕末の蔵を売却してもらえました。1階はコーヒー豆の焙煎工房、2階は地元民の集える図書館のような第2の家のような空間にします。

はじめに・ご挨拶

※動画の「懐郷」は今井町の魅力を撮影したいと関東からクリエーターがやってきて、作品を仕上げたものです。途中に富田屋も焙煎風景が出てきます。(ハンドドリップしているのは近くの喫茶店のマスターです。)
このプロジェクトで実現したいこと

◆企画内容
今井町内にある「重要文化財である音村家住宅に付属していた蔵」(文化財指定無し)を改修し、
1Fをコーヒー焙煎工房、
2Fは誰でも使える図書館的な空間として開放します。

※蔵(伝統的家屋) は江戸時代末期(19世紀中頃:1850年ごろ)に建てられ、音村家は17世紀後期に建てられました。蔵は重要文化財からは外れていたため運良く購入、改修が出来ます。

図書館の収益は入場料100円を想定しています。
開館時間は未定ですが、何時間居ていただいても結構です。
1F部分の改修費用は「珈琲の富田屋」で賄うとして、2Fの図書館的部分ははっきり言って利益を得にくいと予想されます。
キッチンやエアコンなどを設置するだけでもかなり費用が掛かるのですが、
さらにキッチンやエアコンの電気代も意外と費用が掛かりそうです。
この2F部分の改修費用の一部だけでもクラウドファンディングで資金を得ることが出来れば、近隣の子どもや学生、一人暮らしの高齢者の方たちのお役に立てるのでは、と感じています。

基本的にスタッフはおらず、希望者の方には番頭をしていただけます。
少し変わった空間ですが、いろんな人が気軽に交わる場になれば最高です。

<リターンは大きく分けて3種類あります>
・今回の改修で入れ替える歴史の刻まれた古い瓦。
・新規で入れる柱や梁にお名前を入れる。
 ※名前は今井町保存会会長で書道家でもあられる若林梅香さんにお願いします。
・富田屋19年の結晶である、コーヒー豆。

◆目的
この蔵は「僕が買い取って改修します」と手を挙げなかったら、近い将来、取り壊されていた可能性が非常に大きいです。

【目的1】
・文化財の保護
このプロジェクトで得られた支援金で古い蔵(推定で1850年ごろ建設)を町に残し、町の魅力を上げます。
国の重要文化財の音村家の所有していた蔵ですが運よく蔵は文化財指定されていなかったので、町のコーヒー屋の手に渡りました。
↓橿原市での紹介ページ
https://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_bunkazai/bunkazai/spot/otomura.html
この蔵では映画「すくってごらん」のピアノを弾くシーンも撮影されました。
↓映画.comでの紹介ページ
https://eiga.com/movie/93971/

【目的2】
・第二の家として
(一人世帯)
この町にキッチン付きの私設図書館を作ることで1人世帯の方も他の人のぬくもりを感じながら食事が出来ます。
キッチンは誰でも自由に使えるようにして、気の合う人と食べたいときに食べていただければと思います。
外に出歩くことで多少の運動になり、他の人と会話することで認知症予防にも繋がるでしょう。

(家に帰っても親が遅くに帰ってくるお子さん )
両親が共働きで学校から帰ってきても家に誰もいないというご家庭も多いと思います。
お子さんが気軽に来て、安心して過ごせる場になります。
他の大人とトランプや将棋などをして過ごす場面もあるかも知れません。
近所のおばちゃんが夕ご飯を作ってくれるのは理想ですが、現実はそんなに甘くないでしょう。

(観光客)
数は多くは無いですが観光で今井町を訪れる方がいらっし