はじめまして。株式会社Zelkova の越川と申します。
当プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
私達は、宮城県内にて調剤薬局を経営している会社です。
「健幸を共に育む専門家」として、地域の方が集まれるコミュニティスペースも運営しています。
糸かけアートでココロとカラダの健幸を届けたい
なぜ【いとりは】が誕生したのか。少しだけ、お付き合いください。
私達は「調剤薬局」の会社です。
これまで、地域を元気にしたいという想いから、地域のコミュニティーセンターや自社でのワークショップ、自治会・企業様からのイベント出張等、趣味・娯楽として【糸かけ】を提供してまいりました。
これは、私達の理念にもありますように、
医療技術や薬物治療で得られるものばかりが「健康」ではなく、生きがいづくりや人と人との繋がり、食事や趣味、そういったものから得られるココロの健やかさ・社会とのつながりが、「健幸」を育む。
との想いからです。
【糸かけ】イベントには、老若男女多くの方にご参加いただき、どの方も自分の作品が出来上がることに喜びと自信が芽生え、作品を通して、たくさんの笑顔とコミュニケーションが生まれました。
今回、糸かけリハビリテーション「いとりは」を立ち上げようと思ったのは、スタッフのこんな一言からでした。
片麻痺の母親に、「一緒に糸かけをやってみないか」と促したところ
興味をもってくれて、やってくれた!
実際のところ、規則性やかけ方も教えて一緒にやったものの逆にかけてしまったり、なかなかうまくいかなかったよう。
それでも時間をかけて、何とかかけることができたそうです。完成した作品は、色もちぐはぐで、かけ方もきれいとはいえないもの・・・。それでも途中で諦めず、最後までやり遂げられ、とても満足気だったそうです。
「新しいことに興味を持ってくれて、最後までやってくれたことがうれしかった」と
そのスタッフは教えてくれました。
上手につくることだけが、目的じゃない
はっ!としました。
過程をその人なりに楽しむこと、そして、ちょっとでも元気になるきっかけとなり、地域・社会と関わりをもつこと。
私達はそれを支援していきたいのだと改めて気づきました。
このエピソードがきっかけとなり、
●糸かけをつくる・糸かけで遊ぶという作業を通してココロとカラダのリハビリの一助に。
●糸かけという動作を通して、「健幸」を共に育みたい、「生活行為の向上」を支援したい。
●だれでも始めやすいように、工程を分解し、段階をつけた作品とノウハウを提供しよう。
そう思ったのです。
そうして、糸かけリハビリテーション【いとりは】が生まれました。
これまで提供してきた「糸かけ」はそのまま残しつつ、たくさんのつながりと笑顔を多くの人に届けたいという想いから、このノウハウをお伝えすべく、「いとりは士養成講座」を新たに開講いたします。
皆さんの明日が、より充実した日になりますよう、共に健幸を育んで参ります。
【認知症カフェにてワークショップを開催】
認知症の方とその家族、地域住民、専門職等の誰もが参加できる集いの場。ときには談笑しながら、ときには真剣に。
社会福祉協議会の職員と住民、要介護者の家族が集ったこの会場。全員があきらめることなく、無事完成!
「えらいね」「がんばったねー」「素敵な作品!」
お互いに褒めあって、わきあいあいと楽しむことができました。
【チャリティー展示会 開催】
「令和元年台風第