置いていた新しい取り組みの全てを行うことが出来なくなってしまいました。
また、多くの方が巣ごもりせざるを得ず、オンラインを通じて大々的な販売を実施していくことが難しい商店街の個人商店、各種飲食店、公共施設、全国各地のライブハウスやコンサート会場、フェスティバルや映画館や美術館や博物館も大打撃を受けており、品川区のみならず日本全国において私たちの文化は危機的な状況に晒されています。
リアルに人が集える状況であれば地域活性化の取り組みを念頭に置いていましたが、オンラインにおいて品川区商店街や個人商店全ての方々との取り組みを行うことはとても難しく、まずは第一歩として品川区を代表する様々な文化との取り組みによってオンラインでも出来ることを考えた結果が、「品川職人組」、歴史ある「品川海苔」「品川巻」、日本最古の酵母と言われる”エド酵母”を使用した「品川縣ビール」など品川に縁ある伝統や技を持つ皆さまとのお取り組みです。
品川職人組
品川職人組 陶芸家 島村ひかり
大正7年創業 藤森海苔店
品川縣ビール
昭和10年創業 豆のさがみや
宿場JAPAN 品川宿ブレンドコーヒー&北品川 La capi 焼き菓子セット
上記のような経緯から、巣ごもりをせざるを得ないこの状況下、全国各地の皆さまにオンラインでも「しながわジャズフェスティバル」をお楽しみいただき、「品川区伝統の食」「品川区伝統の文化」と共に笑顔をお届けし明日への活力にしていただきたい、地域振興と文化創生の灯をともし続けていきたいという強い想いを持って、本プロジェクトを立ち上げさせていただきました。
——–
しながわジャズフェスティバル(旧なかのぶジャズフェスティバル)実行委員会について
50年以上の歴史を誇る日本のジャズの殿堂 新宿PIT INN 設立メンバーの一人であった平野學の発案により、ジャズを地域に広げていきたいという想いから、山下洋輔、中村誠一、富樫雅彦、相倉久人と共に1989年「荏原中延ジャズフェスティバル」を開催。以降、1999年より中延商店街連合などと共催し「なかのぶジャズフェスティバル」として、誰もが楽しめる街中にストリートジャズの生演奏が流れる取り組みを先駆けて行ってきました。老若男女数多くのミュージシャンが「なかのぶジャズフェスティバル」に出演しており、また、地域のアマチュアバンド育成、学校でのワークショップ開催などにより地域住民にも親しまれるフェスティバルへと成長させてまいりました。
創立者平野學の地域振興の功績は品川区に認められ、大変光栄なことに品川区史にも掲載いただきました。
品川区史より
品川区史より
創立者平野學の想いを受け継ぎ、今年度より実行委員メンバーが次世代へと引き継がれ、それに伴い「しながわジャズフェスティバル」として新しく出発する運びとなりました。
——–
しながわジャズフェスティバル実行委員会メンバー
●代表 佐久間高広 プロフィール
1972年生まれ、北海道留辺蘂町温根湯温泉出身。
品川中延は父親が生まれ育った土地。品川在住30年。
東京工業大学工学部卒業 (卒論は「神奈川フィルの来場者分析」)。
在学中はカンバラミュージックコーポレーションの制作バイト長として、Mt.Fuji Jazz Festival、Live By the Sea’97、Live By the Lake’96河口湖、などを始めライブイベントの裏方を数多く務めた。
本フェスティバルへは第2回なかのぶジャズフェスティバルから実行