はじめに・ご挨拶
兵庫県の北部に位置する『養父市(やぶし)』。養父市は人口約23,000人と小さな街で、自然環境が豊かで夏はキャンプ場、冬はスキー場と一年を通じてアウトドアを楽しめる街です。私は、やぶ市観光協会・やぶ支部の伊藤千可志と申します。多くのプロジェクトの中で「竹あかりプロジェクト in やぶ」に興味を持って頂き、ありがとうございます。プロジェクトの説明をさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いします。
このプロジェクトで実現したいこと
私たちのプロジェクトは、竹害対策として地域で伐採した竹を利用し、紅葉の名所・養父神社をはじめとする市内各所で、季節毎に竹灯籠によるライトアップを行い、地域の夜のイベントの賑わい創出に貢献するのが目標です。(※竹林の伐採は、保安林指定外の場所において所有者の許可を得て行っております)
(昨年の紅葉祭りの様子が紹介されました↓)
秋(11月6日~23日) やぶもみじまつり・養父神社
冬(12月) やぶYタウン・宿泊施設周辺(楽座・古城旅館)道の駅(観光協会事務局)
春(5月) 夜間いちご狩り(内山いちごの国)
夏(6月) ほたるまつり会場 (奥米地) などを 予定
私たちの地域のご紹介
養父という地名にある養父神社の歴史は古く737年にはその名前が記録されています。紅葉の名所としても有名な養父神社では、毎年11月に『やぶもみじまつり』を開催し、多くの観光客に紅葉を楽しんでいただいております。
昨年は、新型コロナウィルス感染症の影響で観光客が激減し、また、密な状態を心配される方から「日中は人が多いですか?」「紅葉の時期は人が多いですよね?」など、紅葉を楽しみたいけど、コロナの感染が心配で足を運べないという方からの、お問い合わせも多く寄せられました。
コロナ感染の心配を少しでも減すために、密にならずにより多くの人に紅葉を楽しんでもらおうと、日没後の境内のライトアップに取り組み、昨年からは、竹灯籠を取り入れたライトアップイベントも開催しました。
昨年は、試行錯誤の中での開催でしたが、例年にないライトアップに「竹灯籠が素晴らしかった!是非、来年も続けてほしい。」との声をいただきました。
プロジェクトを立ち上げた背景
なぜ、竹灯籠でイベントを行う経緯になったかというと、近年、手入れを行っていない竹林による『竹害』が養父市でも問題視されるようになっているからです。元々は土地の所有者が竹林の管理をしていましたが、高齢化し土地を維持管理することが出来ず放置され荒れた竹林が増えてきています。地元養父市出身の小川はじめ氏が代表を務める竹灯籠製作集団『竹一族の陰謀』が、地元の竹林の状況を知り、自分たちに何かお手伝いできることはないでしょうか?と申し込まれたのがきっかけで「竹あかりプロジェクト in やぶ」を立ち上げました。
昨年の、竹あかりの様子を撮影した動画です。
これまでの活動
これまでにも、地元住民の方々に対して、竹灯籠制作の指導を行い、制作の輪を広げる活動をしてきました。
完成した作品は、「もみじまつり」会場に展示しライトアップに併せて点灯しました。
資金の使い道・実施スケジュール
竹林を伐採し、竹灯籠を制作・設置するのに約100万円の資金が必要です。
その一部経費をクラウドファンディングにて、皆様にご支援いた