郡内織の超絶技巧「ほぐし織」!その魅力と伝統を未来へつなぐプロジェクト

郡内織の超絶技巧「ほぐし織」!その魅力と伝統を未来へつなぐプロジェクト
江戸時代には「郡内織」という織物のまちとして栄えた山梨県都留市。しかし時代の流れとともに、都留の郡内織は衰退する一方でした。そんな中、最近では郡内織の中でもほぐし織という超絶技巧の織物を使った傘づくりの担い手が誕生しています。伝統ある郡内織、ほぐし織をつなぎ、発展させるためのプロジェクトです。

見える、自分の気に入った良いものを長く使う、またそれを入手するためには必要な対価を支払う。

このような考え方を実現するための取り組みで、またこのような考え方に共感いただける方々と一緒に作り上げていきたいと考えています。
傘教室の先生と第1期受講生のみなさん
新しいライフスタイルを提案し、都留市に生業としての織物を取り戻す

現在、都留市で作られている郡内織、ほぐし織は、傘づくりのため大阪へ運ばれ、また販売のために東京に輸送されるといった形になっています。

これは、輸送のためのコストはもちろん、輸送による環境への負荷といった目に見えないコストもかかっています。

カーボンニュートラル、持続可能性という観点からも域内生産というのは大切な視点ではないかと考えています。

また、市内で製品化まで完結することができれば、織物の製作だけでなく、傘の組み立ても顔の見える環境で作成することができるようになります。

環境に配慮した持続可能なものを、顔の見える人から購入し、それを手入れをしながら長く使い続ける。

そういったライフスタイルを実現できる傘が本プロジェクトによって実現します。

さらに、郡内織、ほぐし織という衣擦れの美しさに定評のある織物の傘だからこそ、傘をさす時、しまう時に出るちょっとした音に耳を澄ませてみる。

自分の身の回りのちょっとしたことを大切にできる生活を送ってみませんか。
資金の使い道・実施スケジュール

今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、主に傘づくりのための原材料費として活用させていただきます。

傘づくりのためには、傘の布地の部分となる糸や骨組みの部分といった原材料が必要になります。

もし、目標金額以上に支援が集まった場合は、より多くの傘づくりに活用させていただきたいと考えております。

また、いただいた支援にはCAMPFIREへの支払い手数料としても活用させていただきます。

原材料費 42万円(7000円/本×60本)

CAMPFIRE手数料(17%) 11.2万円(60万円×17%)

送料(傘注文の場合) 6万円(1000円/本×60本)

運営費 8千円

合計 60万円
都留市の3つの魅力

都心から好アクセス

都留市は、山梨県東部にあり、都心から自動車で約80 分、電車で約90 分と都心からのとアクセスの良い地域です。

富士山の湧水

富士山から30~40キロ離れている地域のため、富士山に降り注いだ雨や雪が地下水となって湧き出る地域で、富士山の湧水が水道水として使われている水の豊かな地域になります。

人口の1割以上が大学生

人口は約3万人ですが、市内には都留文科大学・健康科学大学・山梨県立産業技術短期大学校の3つの高等教育機関があり、人口の10分の1の約3千人が大学生という珍しい地域になっています。

リターンのご紹介

【1000円】お気軽応援コース

特別なリターンをお届けしない代わりに、いただいたご支援のほとんどを傘の原材料費にあてさせていただきます。

・お礼のメール

【現地で】天野商店工場見学ツアーご招待

傘づくり教室の講師を務める天野商店さんの工場見学ツアーです。

世界の有名ブランドにOEMで提供している天野商店さんの現場を体験することができます。

※新型コロナウイルスの状況によりオンラインでの参加をお願いする場合があります。

【お届け】傘づくり教室受講生作成の傘

傘づくり教室の受講生が作成した傘をお届けします。

実習を兼ねてのものになるため、愛嬌のある傘となって