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【ストレスフリーの服を】上品で華やか。自然体で楽しむレースワンピ
7 ～ 9 分
はじめに・ご挨拶
みなさん、はじめまして。栃木県佐野市でインナーブラウスやランジェリー、ストールなどの繊維製品の企画・製造、卸売を手掛けている、福守株式会社のデザイナー福守 博子（ふくもり ひろこ）です。
このたび、家業のランジェリー縫製技術を生かした福守の新ブランド『Blossomjiji（ブロッサムジジ）』を展開することになりました。
「パターン化した、いつもと変わり映えのないお洋服」
「今日は特別誰かに会うわけでもないから楽なお洋服で」
「フォーマルな洋服は堅苦しいし、洗濯も面倒」
忙しい毎日の中で、ファッションにこだわる時間がないし、どんどんカジュアルになり、フォーマルなお洋服とも疎遠に……。
「日々を一生懸命に過ごす女性たちが、気軽にお洋服を楽しみ、華やかに、軽やかに毎日を過ごしてもらいたい」そんな思いを込めた着心地の良い服をつくらせていただきました。
Blossom jijiが実現したいこと／クラウドファンディングをする理由
Blossom jijiの服は、働く女性を応援したいという想いを込めて製作した商品です。
お洋服を着て楽しみながら、縫製工場の技術力を体感してほしい。新たなブランドの展開に挑戦し、先々に海外進出をすることも考えながら、ストレッチレースの高い縫製技術を守っていきたいと考えています。
クラウドファンディングを通して、縫製工場の現状を知っていただきながら服を楽しむ人を増やし、今後のBlossom jijiの商品づくりやプロモーションに役立てたいと思っています。
頑張る女性たちへ、服を通してそっと応援したい。
女性の社会進出が進み、生き方や働き方も多様化してきました。仕事に子育てにと、毎日を忙しく過ごす女性はたくさんいると思います。時間に追われる中で、着ていく服に悩まず少しでもおしゃれに、そしてよい服を着たいと思う方もいるのではと思ったのです。
だから、忙しい中でも着ただけで気分が晴れやかになったり、大らかになったりすることができる服を届けることができたら、より女性を美しくさせ前向きに日々を過ごすきっかけになるのではないか……そんなことを思い、クラウドファンディングの挑戦を決めました。
ランジェリー縫製技術を守りたい。
栃木県佐野市など足利地区といわれるエリアは、これまで織物やランジェリー縫製、染色加工といった他業種が集積する複合産地といわれてきました。その中で、当社ではさまざまなレースの縫製を行っています。
レースそのものは糸をひねり合わせたり、組み合わせたりして網状の透かし模様につくられる非常に繊細なもの。特にストレッチレースという伸縮性のある素材は、2枚重ねて縫製をしようとすると伸び縮みするのでとても難しく、特性を理解しながら縫い合わせる高い技術力が必要です。
日本でもストレッチレースを縫製できる技術者はそれほど多くなく、その中でも創業以来、ランジェリーを中心に製造をしてきた当社には熟練した技術を持つ縫製職人がいます。心地よい服には、つくり手のさまざまな想いや技術が詰まっています。多くの方にBlossomjijiの服を楽しんでいただくことができたら、職人たちにとってもモチベーションになり、技術を残していくことにつながっていきます。近年は縫製職人の高齢化や減少が進み悩ましい状況が続いていますが、私は今に続くこの素晴らしい技術を守っていきたいのです。
屋内, 人,