名古屋のマンモス学区で子どもたちに多様性を伝える本屋を作りたい!

名古屋のマンモス学区で子どもたちに多様性を伝える本屋を作りたい!
2021年10月中旬OPEN! 書籍のデザインやオンライン本屋を営むなどして、本に関わってきたグラフィックデザイナーが地域活性ワークショップに参加。全国有数のマンモス学区にある名古屋市名東区・西山商店街に本屋を開業します。子どもたちに多様性を伝え、他者への思いやりを育む本に出会える場所を作ります!

.instagram.com/reading_mug/

実店舗のプラン

西山商店街の物件に出会ったとき、イメージするお店のロケーションにぴったりだと感じました。

・小学校が近く、子育て世代のみなさんに利用してもらえる

・すぐ横に大きな公園があり、子どもたちの笑顔と緑があふれている

・小規模ながらアーケードもありレトロな雰囲気で本屋に似合う

・商店街専用の駐車場があり、遠方からのお客様もアクセスしやすい

西山商店街の中にはお洒落なお店もあり、マルシェイベントなどを行っているのも魅力です。

ワークショップで考えた本屋

◎扱う本:洋書・和書(翻訳絵本・翻訳小説・海外ガイド・多様性をテーマにした本)など。ちなみにオンラインショップでは洋書のみを扱っていますが、店舗では日本語の本、絵本、翻訳本をバランス良くラインナップしていく予定です。

◎クラウド本ディング:様々な人からレビュー付きで本を募ります。寄付して頂いた本はSNSやミニ新聞「ニシヤマトリビューン」で紹介します。

◎ミニ新聞「ニシヤマトリビューン」を発行します。本にまつわる話、寄付本のレビュー、商店街の話、イベントのお知らせ、地元で活躍する人などにインタビューを予定しています。

◎様々なイベントを企画しています。
洋書読書会/ブックトーク/持ち寄り絵本会/古本市/蔵書票を作ろう/製本ワークショップ/英語落語/ダーニング体験/ミンスパイ体験/コーヒー教室など

◎チャリティを行います。寄付された書籍を販売して得た利益の一部を、地域や世界の子どもたちのために活用します。

ワークショップの最終報告会では参加メンバーのみなさんと「一日チャリティブックショップ」を開催し、売上は西山商店街を通じ名古屋市の子ども読書推進事業に寄付しました。

オープン後も上記の内容を推進していきたいと思っています。

開業するかどうか、最後まで迷い悩んだ理由は物件の広さ

ロケーションは大変良かったのですが、開業を決めるまで家族と話し合いながら3ヶ月ほど迷い、悩みました。その理由は築60年の古さに加え、間口の大きい77平米(約23坪)の広さです。私一人で改築・運営するのは予算的にも手に余ると感じていました。そこで、場所をシェアして開業するテナントを募集した所、グルテンフリーのお菓子屋「粉粉」さんが入居してくださることになりました。

粉粉さんInstagram
https://www.instagram.com/kaorisbake.konakona/

粉粉さんは米粉で作ったお菓子をイベントなどで販売している人気のお菓子屋さん。オープン後は店舗スペースをシェアしながら、本とお菓子のコラボレーションなど、一緒にお店づくりを楽しんでいけたらと考えています。

粉粉さんの入居は決まったものの、お店全体としてはまだまだ余白があります。そこでフリースペースを設け、ギャラリー(展示販売)やワークショップなどの開催希望者を積極的に募集していくことにします。短期・長期の出店希望者も募り協働できたらと考えています。

店舗の設計は「ナゴヤ商店街オープン」でアドバイザーを務められた植村康平建築設計事務所にお願いしました。植村さんは同じ西山商店街のニシヤマナガヤという複合施設の設計者・オーナーでもあり、その改装経験から様々なアドバイスを頂いています。

資金の使いみち

本の仕入れ、内装工事、店舗設備等の費用にあてさせていただきます。

1.本の仕入れ 約40万
2.内装設計費・工事費 約30万
3.什器・備品などの購入費