名古屋のマンモス学区で子どもたちに多様性を伝える本屋を作りたい!

名古屋のマンモス学区で子どもたちに多様性を伝える本屋を作りたい!
2021年10月中旬OPEN! 書籍のデザインやオンライン本屋を営むなどして、本に関わってきたグラフィックデザイナーが地域活性ワークショップに参加。全国有数のマンモス学区にある名古屋市名東区・西山商店街に本屋を開業します。子どもたちに多様性を伝え、他者への思いやりを育む本に出会える場所を作ります!

ご挨拶

はじめまして。グラフィックデザイナーのキムラナオミと申します。オンラインブックショップ Reading Mug(リーディングマグ)も運営しています。

子どものころ読んだ洋書絵本の美しさに心惹かれ、イラストやデザイン、雑貨を学びグラフィックデザイナーになりました。もともと大の本好きでしたが、書籍デザインの仕事をしたり、古本市に参加したり、イギリスで書店巡りをしたことで、地域のコミュニティとしての本屋に魅力を感じるようになりました。

そして、2020年10月に遊びに行った名古屋市名東区西山商店街、その場所で名古屋市主催の「ナゴヤ商店街オープン」という地域活性ワークショップが開催されることを知り、対象物件の事業者候補としてエントリーしました。

「ナゴヤ商店街オープン」ではみんなと街づくりについて、たくさん考えました。

「ナゴヤ商店街オープン」では地域の人、商店街の人、近隣大学の学生さんたち、建築や街づくりに携わる専門家のみなさん、開業を考える私、様々な立場の人が意見を出し合いました。
事業者候補が私一人だったため、本屋を中心にみんながプランを検討。地域に必要とされる面白い本屋のスタイルを提案していただきました。

本屋Reading Mugとして試行錯誤しながら活動をしてきたのですが、多くの人と意見交換するにつれ、作りたい本屋のアウトラインがはっきりしてきました。

西山商店街は全国でも有数の児童数を誇る西山学区にあります。中学、高校や大学も多い文教地区です。

そんな西山の子どもたち、学生たちに
多様性を伝えられる場としての本屋を作りたい!

世界を見渡してみると、今ほど「多様性」の知識が求められていることはありません。国籍、人種、性別、文化、歴史、宗教など、自分と異なる意見・考え方・境遇にある人々へのちょっとした気づきや思いやり。そんな気持ちを育むのは、確かな本との出会いではないでしょうか。

私自身子ども二人の子育て経験から、多様性や他者への共感を伝えることの難しさを感じながら、本や音楽・映画などのカルチャーを通じて子どもたちと分かち合ってきました。ネットなどには膨大な情報があふれていますが、多様性を知るという思いから選んだ本や情報を発信していける場を作りたい。

そんな想いでこの場所での開業を決めました。

自己紹介

これまでの活動
【グラフィックデザイナーとして】ライター・フォトグラファーのパートナーと様々な広告制作を手掛けています。2005年から子どもとの暮らしを楽しむためのフリーペーパーやリトルプレスを制作。これをきっかけに書籍デザインのお仕事もいただくようになりました。

【本屋として】名古屋の人気ブックイベント・ブックマークナゴヤの一箱古本市に出店。運営ボランティアも経験し、後継イベント「円頓寺 本のさんぽみち」では実行委員として活動しています。

3年前に始めたオンラインショップでは、装丁や挿絵が美しい海外の絵本を中心に、英語や海外の暮らしに興味を持てるような本を紹介しています。名古屋市、豊田市、尾張旭市などのお店でポップアップショップも開催。洋書買付のために訪れるイギリスでの体験、英語学習やホームステイについてのお話会も開催。たくさんの人に足を運んでいただきました。

ショップのラインナップやお知らせはインスタグラムにて更新しています。

店主 Instagram
https://www.instagram.com/naomico/

本屋Reading Mug Instagram
https://www