身近な人がトランスジェンダーだったとき役立つ動画を作りたい!本音や葛藤を伝えます

身近な人がトランスジェンダーだったとき役立つ動画を作りたい!本音や葛藤を伝えます
あなたの性別は? この質問に答えることを、ためらう人たちがいます。 性別の違和感で苦悩する人たちが抱える問題を、 よりリアルに感じられるように、 そして見た後に、やさしい気持が広がっていく。 そんな、映画のような動画を作ります。 本プロジェクトでは、その制作費用のご支援を募集します。

ライフを知ってほしい

トランスジェンダーが
日常的に感じていることをイメージすることで、
子育て中の親や教育関係者、
企業や自治体などが、

当事者視点で

課題や問題点をとらえることができるようになります。

具体的なイメージをするためには、

「動画」

という手段が最適だと考えました。

わたしたちは、
トランスジェンダーの苦悩・葛藤などを、
ライフストーリー(自分史)や、
日常の一コマに焦点を合わせて動画にまとめていきます。

ライフストーリーは、

ドラマ風なテイストで30分程度の長編動画として、
日常の一コマは、
「ケーススタディ」として視聴できるように3~5分程度の短編動画、

という構成を考えています。

実際にトランスジェンダー(LGBTQの人も含む)が身近にいても、

何をしたらいいのか。

これは聞いてはいけないのではないか。

傷つけてしまうのではないか。

失礼にあたるのではないか。

といったように、

腫れ物に触るかのように接してしまう、

という声も多数あります。

一方、当事者は、

『そんなに気を遣わないで「普通に」接してほしい。』

と願っています。

*トランスジェンダーとは、体の性別と自認している性別(=性自認)が違う人のことです。
トランスジェンダーの恋愛対象(=性的指向)は人それぞれで、女性の場合も男性の場合もありますし、パンセクシャル(全性愛者)などの場合もあるため、性自認と性的指向とは、わけて考える必要があります。

そういった当事者と非当事者との、
「普通」という認識の差を縮めていくためには、
文字・テキストでの表現よりも、
動画のほうがイメージしやすくなります。

このような状況から、

動画を通して
トランスジェンダーのリアルライフを知っていただきたく、

今回のプロジェクトを立ち上げました。
🌈プロジェクトをやろうと思った理由と背景

僕はトランスジェンダーで「性同一性障害」と診断され、2008年、女性から男性への戸籍訂正を完了しました。
普段は一般男性として生活する傍ら、インターネット上ではALLYを増やす活動をしています。

その活動の一つで、有料の電子書籍(note)を販売し、購入者の方からこんなお声をいただきました。

Twitterでいただいたお声を以下にまとめてみました。

~購入者様(お子さんがFTM:トランスジェンダーで肉体は女、性自認は男)からの要望~

「子供が性別や身体に違和感のある場合に、何がどの様に辛いかを伝える情報が動画であると助かる。本だと読まない人もいるから。

日本のトランスジェンダーが作っているYouTubeはパス度(*) 至上主義で、
他の親に勧められるものが少ない。

性別違和の気付きから、
具体的な不快感・困ったこと、
周りからの対応で辛いこと、
学校や社会に出た際の不便や問題、
パス度に関する悩み、
治療について(その理由に種類、それについての意識)、
などなどが項目別になって、
まとめられているとみやすい」

~以上のようなお声をいただきました。~

*「パス度」とは

 ・・・客観的に 第三者からみて、自認している性別にみられている度合いのこと。
「パス度が高い」とは、自認している性別にみられる確率が高いことをさし、
「低い」とは、逆にその確率が低いことを指す。
どう見られているかを気にしているトランスジェンダーの特有の悩みの一つである。

参考までに、
購入者様は海外在住の日本人女性です。

さらに動画制