共に生活して学べ!世界No.1マラソン王国ケニアの地で、26歳の挑戦

共に生活して学べ!世界No.1マラソン王国ケニアの地で、26歳の挑戦
2021年12月にあるマラソンレースに向けて、4か月間のケニアでの活動資金を集めるプロジェクトです。現在、現地のアスリートと共に生活・トレーニングをし、武者修行の日々を過ごしています。今回、競技と支援活動を通してケニアの文化をより多くの方に広めたくて挑戦しました!ぜひ、ご支援下さい!!

思いをさらに後押ししました。

(初めての、ケニア合宿でのトレーニングシーン)2020年2月 [400m×30set]

その後、会社に直談判し、チームメイトの選手と2人で、2か月間のケニア合宿に行かせていただきました。

2020年1月 初めてのケニア初めてのケニアでは、日本に当たり前にあるものが無いことに衝撃を受けたことを、今でも鮮明に覚えています。それに加え、標高2400m、起伏の激しい凸凹コース、トップレベルのメニューとすべてが刺激的なものでした。もちろんすぐに受け入れれるものではなかったですが、”郷に入っては郷に従う”精神で少しずつ身体も順応していきました。月並みな言葉になりますが、”限界の壁をつくらない”を心におき、彼らに追いつき、追い越すには自分の中の常識を壊し、挑戦が必要ということを学びました。その後のトレーニングでは、ケニア人ランナーに勝てるシーンも出てきました。そしてケニア合宿を終えた私は、この地で自分の競技人生を賭けてみよう。と決心したのです。

《シンプルな生活で強くなれる事を証明し、伝えたい。》    

”求めすぎない”

日本にはとても優れたモノが沢山あり、恵まれた環境があると思います。それが悪いことではないのですが、ケニアの現地のアスリートは、限られた環境・モノ(シューズ、ウェア)を使って、むしろ楽しんで競技をしていました。ケニアでは新品のシューズが簡単には買えない状況で、選手の中には、中古品のシューズで、練習や試合をする選手も多くいます。

また、整ったタータントラックがなくても、凸凹の土トラックでトレーニングすることで、逆にどんな状況でもタフな走りができるようになります。私はそんなケニアが大好きで、彼らと共に強くなりたいと強く思っています。モノが無くても、整ったタータントラックが無くても、楽しんで強くなれる事を日本人の僕が証明し、日本の方々に伝えていきたいと思っています。
《 ケニアの現状を知ってもらいたい 》

初めは、競技を通してケニアの貧困・社会問題を知りました。私たちに何かできることはないか?と実施したプロジェクトが、日本から中古品のシューズ、ウェアを送り現地のジュニアチームのアスリート、小学校に寄付するものでした。

このプロジェクトを通して私が感じたことは、左:シューズ約150足・ウェアを寄付 右:キャンプのシューズ棚

● 日本との貧富の差

● 根本的な解決法ではない

現地のキャンプでは、1人シューズ1足、ウェア1着が基本で、中には持っていない選手もいました。そんな中、ほとんどの中古品シューズはまだまだ使えるものが多く、日本ではこれらが捨てられている事を考えると、貧富の差を感じました。一方、寄付に対してのコストがかかり過ぎる(段ボール5箱の送料だけで数十万円かかる)事と、将来的に考えて根本的な解決につながりにくいといった、反省点も見つかりました。
現地の貧困を解決する難しさをより実感しました。
《 現地の小学校との出会い 》

現在、私は現地の『キャンプ』と呼ばれる、アスリートが集うアパートのような所で生活をしています。現地のアスリートと生活を共にすることで、今まで現地のアスリートの抱える問題を目の当たりにしてきました。
そんな中で、キャンプの中の一人の女性アスリートは、2人のお子どもを持つシングルマザーアスリートです。彼女は自分と同じくマラソンでの成功を求めて、トレーニングの日々を過ごしていますが、今の稼ぎ口はほぼ無い状態で、彼女の子ども達