旅を通じて配慮が必要な方への合理的配慮の実施とコロナ禍の観光産業に貢献したい!

旅を通じて配慮が必要な方への合理的配慮の実施とコロナ禍の観光産業に貢献したい!
新型コロナウイルス感染症により病気や障害など配慮が必要な方の旅行機会が激減したが、コロナ終息後に旅行再開する上での合理的配慮を徹底し、厳しい状況が続く観光産業全体の回復と社会的課題解決に向けて動きます。また一般就労が困難である難病当事者の私達が働くことで、旅行業界でのSDGs目標達成に貢献したい。

【このプロジェクトで実現したいこと】

<事業継続>

旅行業法においては、報酬を得て一定の行為を行う事業を営もうとする者は、観光庁長官又は都道府県知事による旅行業又は旅行業者代理業の登録を受けなければならないとされています(旅行業法第2条及び第3条)。櫻スタートラベルは2016年12月13日に大阪府知事登録3−2857号で認可登録を受けています。今回2021年12月12日に認可登録の有効期限を迎えるにあたり、事業継続には2021年10月12日までに旅行業登録更新の手続きが必要です。しかしながら、2019年末から現在に至るまで新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置により、県をまたぐ移動や営業時間等が制限され、特に多くの顧客が基礎疾患者・難病者・障害者である弊社は感染予防による旅行控えや旅行中止による影響が特に強く、2020年度の売上は対2019年比26%、2021年度は対2019年比3%まで落ち込んだため、登録更新に必要な基準資産額(360万円)に不足が生じています。事業継続にあたってのご支援が必要です。

<ユニバーサルツーリズム及び旅行産業の発展>

病気の進行や各種障害を理由に旅行を諦めないといけない状況にある方の生きる楽しみを早期に提供する。コロナ禍で中止となった旅行を継続的に実施することにより、宿泊施設・観光施設・交通機関等、観光客の流入により地域経済が活性化することで現状厳しい観光産業の復活にも貢献する。また、一般就労が難しい私たちが旅行業界で働くことを継続することにより、これまで得てきた旅行実績やノウハウを旅行業界にこれまで行ってきた障害理解に関する講演活動や意思疎通支援活動を含めて理解を促す。

現在既に希望のある旅行から合理的配慮に基づく旅行プランの実施を進めていく。具体的には、まずコロナ禍でご旅行をキャンセルされた旅行の実施。実施に当たり旅行参加者が移動に必要な大型福祉車両の交渉、航空会社との交渉、受け入れ施設の人員確保並びに受け入れ交渉を再度実施。同時に海外旅行再開時に新型コロナウイルス感染症の影響により休業を余儀なくされた企業への送客を目指す。

<新規顧客の開拓>

これまでも旅行を控えてきた障害者や難病者の幅を広げて、特別な配慮が必要な人も安心な旅行ができるよう取り組んでいきます。また、障害当事者と気兼ねなく一緒に旅行を楽しむことにより、理解に繋げる旅行活動に取り組んでいきます。

お客様参加型旅行相談会の実施予定:コロナ禍の期間中は3ヶ月に1回の開催(オンラインにて)

【プロジェクトを通して実現したい変化】

<合理的配慮が必要な方を含めた全ての旅行者>

・障害者も障害のない人も同じ経験ができる旅行の実施
・配慮が必要な人の生活場面を見させて頂いて、旅行での具体的な配慮事項を一緒に検討する旅マネージャーのシステム化
・旅行を通しての障害理解

<事業者とその他観光産業に関わる企業等>
・障害者が安心して旅行できるための合理的配慮の実施、環境調整
・旅行を通しての障害理解・啓発

【櫻スタートラベル活動取組への応援メッセージ】
お1人〜少人数でもご旅行手配添乗を続けてきました。写真は車椅子で海体験の様子in沖縄 撮影:応援メッセージの藤田様提供お1人〜少人数のご旅行にも寄り添い手配添乗を続けてます。写真は2019年9月実施、車椅子で海体験の様子in沖縄 (撮影:応援メッセージ提供:藤田様より)