たい!!」 一目ぼれでした。
他にも、現代織機でカラーデニムを多色展開されている生地があり、和装の1反1枚の概念を払拭した面白い物が弊社ではできる!と、小さな浴衣のミニチュアを作り、色合わせを愉しんで完成した「おうちデニムゆかた」もあります。どちらも6オンスデニム。生地があるなら弊社は様々な商品へと命を吹き込む事ができます。
カットライン一つ、ミシン目一つ、手縫い目一つ、普段通りいつもと変わらない「良いが当たり前」の品質にどの商品もこだわりお仕立てしてます。
(有)縫夢ingが作るYOKIKOTOの和の服は、培ってきた知識と技術で着やすく、丈夫な1枚となっています。正真正銘の岡山製デニム浴衣他、和の服をどうぞお愉しみ下さい。
■プロジェクトをやろうと思った理由■
2020年50周年を機にオリジナルブランドYOKIKOTO(よきこと)を立ち上げオリジナル商品を展開しましたが、コロナ禍、買い物をされるお客様の姿はまばらでイベントが行えても沢山の方の目に触れる事はありませんでした。
何か他の方法でと模索している中、クラウドファンディングのお話を頂き、これなら沢山の方の目に触れ留まるのではないか?と挑戦を決意しました。
■イベントの現状は・・・
2020年は地元で1ケ月、岡山市内で2ケ所約1か月間。
2021年は地元で約1ケ月、岡山市内で20日間行いました。
2021年夏には他に大きな催事計画がありましたが岡山県内に出された緊急事態宣言で中止。
催事場の方の 「人が通らない」 という言葉を何度聞いたか。
お客様に一目見て頂きたいという思いがつのるばかり。見てももらえない催事が続いています。
■弊社の想い・・・
弊社が作る和の服は、名の売れたファストファッションでもブランドでもありません。
(有)縫夢ingのオリジナルブランド「YOKIKOTO」は、敷居の高い和服ではなく、これから和服をもっと愉しもうと、一歩踏み出される方や「和装難民」の方々に、知識と技術に裏付けされ、丈夫で 気軽に着やすい国産の良い仕立物だと、満足・納得していただける和の服として展開していきたいと考えています。
気兼ねなく愉しんでほしいからこそ広く目に留まり知ってほしいと願いクラウドファンディングを選びました。
■縫製工場の現状は・・・
現在、コロナ禍。お涼み浴衣や旅館の仲居さんや宿泊者の方々が着られる、着物、二部式着物、作務衣、羽織等々の仕事が主力の弊社は、その受注量は半分から5分の1に減り、また、夏祭り等が無い事で浴衣の販売が落ち込み、メーカー在庫が増え来年の夏も縫製する数は少ないとの予想です。
今のとても苦しい状況が来年も続くのではないかと心配でしかありません。
海外で浴衣を作り、直しを国内でする事例が毎年のようにあります。海外の和の服が良い物であるのか?
全てが悪いと言いませんが、後世に残る物は作られていないと思います。
数回で破棄をするのは本来の和服の文化ではなく、もったいないを生み出した日本人の民族衣装は、長さ・巾から逆算で1反を全て使って作りあげ、ほどけばまた1枚分の生地へ戻り、「洗い張り」され、また別の物へと生まれ変わります。これは他に見ない文化であり形でありSDGsそのもの。
着物の形になり1000年前後。
縫製を一歩間違えれば死装束になるこの文化のルールを知り、その図面をひく事ができ、縫製ができる日本の和装縫製工場の継続は必要不可欠と考えます。
■存続をかけて!
良くも悪くも形の変わらない和の服、和装。
「形が変わらない」から仕立て代も販売