ほど、うつ病の傾向が高いそうです。
どの職種においても若い世代を中心に精神疾患のリスクが上昇しており、
危険な状態であるとのことです。
「新型コロナウイルスとの共存は、長期戦を覚悟しなければならない。」
多くの専門家がこのように申しており、終息が不透明な状況です。
◉プロジェクト発起のきっかけ:自身の原体験
斯く言う私達もコロナ禍となり、生活環境は大きく一変しました。
社会人2年目を迎え、徐々に仕事が慣れてきた矢先だったことを覚えています。
会社では早急にリモート化が進み、「仕事は家ですること」が新しい常識になりました。
共同運営者の一人である西念は、
「リモートワーク」で仕事をする機会が増えたことから、
仲間同士でのコミュニケーション不足により、
病として精神状態の悪化を訴える同僚を身近で目の当たりにしました。
次第にこれまで切磋琢磨してきた同期を中心に、
多くの職場仲間が体調を崩していきました。
中にはうつ病と診断をされ、部署を異動する者、休職をする者が次々と現れたのです。
気付けば所属部署の同僚は私以外誰もいなくなりました。
ただでさえ、コロナ禍で人との関わりが制御される中、
私自身も親しい仲間がいなくなり、仕事自体は好きなはずなのに、
何度も精神的にネガテイブな気分になり、見えない不安に心が折れそうになりました。
◉活動実施の決意:海で映画というアイデアとの出会い
そんな状態から救ったのは、「映画」と「海」でした。
共同運営者の一人である村山も、同じ悩みを職場で抱えていました。
コロナ禍をきっかけに、休職者や退職者が相次ぎ、
仲間を失った上、業務量が増える日々。
寝れない日が続く程に、多忙で精神的な疲れを感じていました。
しかし、そんな日々を変えてくれるのは本当に「些細なきっかけ」です。
ある時、休暇を頂いた村山は地元に帰省することに。
乗車した東海道線で見た1本の映画は抱えていたモヤモヤを
遠くに追いやってくれました。
帰省期間中、友人と行った海で心地よい海風と潮の匂い、
波の音、眼前に広がるまっすぐな地平線を見て、
スゥーと気持ちが穏やかになりました。
一本の映画との出会いと雄大な海に触れることで、
私は抱えていたものがふっと軽くなることに気付いたのです。
本当に小さな出来事一つで、
人生の「波」は海のように変えられるんだなと気付かされました。
◉プロジェクトに向けて:同じ悩みや考えを持つ仲間への共感
私達が今、このプロジェクトに挑戦しているのは、
一緒にやりたいことを実現したいと思える仲間・出会いがあったからです。
とある休日、互いのタイミングも合ったことで約1年ぶりに再開しました。
二人の職場環境や人生観について話を重ねている中、
「このままやりたいことも出来ず不安と向き合う人生でいいのか?」
「どうせ生きてるなら、一度きりの人生やりたいことをやれる人生を過ごしたくないか?」
そんな意見が飛び交いました。
そう問いかけた時に、「二つの想い」が生まれました。
こんな時期だからこそ「仲間で何か面白いことをしたい!」という西念の想い。
帰省時のふとした出来事をきっかけに「海で映画が見たい!」という村山の想い。
村山の提案を聞いた時に、
西念は即答で「海で映画いいね。やろう、クラウドファンディング!」と答えました。
村山も西念も同じような状況でした。
だから、お互いの「やりたい!」を応援しあえる事が出来ました。
もしかしたら、同じ悩みを