キャンドルの歴史を紡いでいけるのではないだろうか?と考えております。
銀座キャンドルは「文豪著名人に愛された洋食店」であり「チキンバスケット発祥の店」です。
私と致しましては、どうにかしてキャンドルの灯りを灯し続けたいと思っています。
そして「これまでの71年間が、途絶えてしまうのは寂しい」
という思いのもと、銀座キャンドルを存続させる為、この度のクラウドファンディングに挑戦する事と致しました。
銀座キャンドルとは
1950年 銀座5丁目、すずらん通りとみゆき通りの角に『銀座キャンドル』は開店致しました。
銀座キャンドルの創業者 岩本正直は米軍基地のダイナーで『籠にフライドチキンを盛りつけた料理』を目にします。それは『チキンバスケット』という料理で、正直は「これを日本で供したい!」と料理人を集め、パン粉を用いて日本人向けにアレンジしたフライドチキンを開発、これを籠に盛りつけました。
ここに、日本で最初の『チキンバスケット』が誕生致しました。
正直の妻、雛子は舞台女優だった事もあり、雛子の好きだった映画「哀愁」の中で ヴィヴィアン・リーとロバート・テイラーが踊るダンスホール「Candle Light Club」から店名を「Candle」とし、アメリカンテイストの店舗を開店しました。
赤いビニールレザーと籐の椅子、赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスが掛けられたテーブルは、当時としては珍しい内装だったそうで最先端のモダンな店として、あっという間に有名店となり三島由紀夫や川端康成、渥美清、越路吹雪など、文豪著名人が集う様になりました。
そして、その方々の描いた色とりどりのサインは額縁に入れて店内に飾られておりました。勿論、そのサインは現在も数百枚保管されております。
お店のこだわり
1950年の創業時から幾度となく改良して参りましたフライドチキンでして、鶏肉の産地も鳥取県、岩手県、鹿児島県など、その時入手可能な若鶏の一番美味しい物を選択致しております。
また、素材そのものである「鶏肉」の美味しさを感じて頂く為、余計な調味料は使わず塩胡椒での調味を致しております。鮮度や品質は醤油やスパイスに漬け込むチキンでは誤魔化す事が出来ますが、塩胡椒でシンプルに仕上げる為、当店のチキンバスケットに於いては鮮度や保存法が肝となります。
クラウドファンディングの目的
今回のクラウドファンディングでは
1. 既存SNS以外へのアプローチにより新規顧客開拓をする事
2. 冷凍食品の工場を見つけ、多くのお客様に『銀座キャンドルのチキンバスケット』をお届けする事
3. 本プロジェクトをきっかけにスーパーなどへ販路拡大を図る事
を目的としております。
その結果として、銀座キャンドルの存続を図るというプロジェクトです。
現在のコロナウイルスの状況を見る限り、いつ収束するのかも見えず、これからの時代、店頭での調理/販売だけでは歴史を紡いでいく事は困難だと考えております故、今回のクラウドファンディングが正念場と考えており、何としても銀座キャンドルの歴史を存続したいとの強い思いから、今回のご支援のお願いとなりました。
リターンのご紹介
1. 銀座キャンドルのチキンバスケット(約300g/1袋)
2. 1950~60年代のMENU(非売品)
1について
今回お作り致しますのはワンピース25gのチキンバスケットです。サイズの目安としては、だいたいナゲットと同じ位の一口サイズとなります。
今回、加熱調理済みのチキンバスケットを急速冷凍してお届け致しますので、ト