することができないのです。
TMBでは、空間に浮かんだカップを、粘土のようにこねて変形させることが出来る
しかし、タクティルメディアボールならそれが出来るようになります。そのためにつくりだしたのですから。
タクティルメディアボールによって、未来の製造現場は、リモートワークの領域(個人の自宅など)に拡散され、このデバイスによって、インダストリーX.0の入り口部分となすことができます。アニメーション映画の制作効率が飛躍的ににアップするでしょう。働き方改革、リモートワークの要ともなるでしょう。 3次元パソコンの図
ポストスマホ概念図
パーソナルワークステーションが完全に3次元世界に移行することによって、巨大な市場が出現します。VR/ARメガネと3Dプリンターのマーケットが大爆発を起こすでしょう。
そして、このデバイスによって、芸術と産業の未来にむかって、途方もないブルーオーシャンが眼前に開けるでしょう。
タブレットコンピュータやスマートホンは、2Dコンピュータサイエンスの賜物と言えます。タブレットコンピュータはある意味ダイナブックの思想を2次元平面に閉じ込めたデバイスなのです。
この2Dコンピュータサイエンス全盛期に、3次元ゴーグルの能力が大変革を起こそうとしています。要するに、次のパラダイムシフト、3Dコンピュータサイエンスの夜明けが迫っているというわけです。まったく新しい3Dコンピュータサイエンスを構築する出力装置が、VR/ARゴーグルであり、まだ皆さんの目の前に出現していない決定版の入力装置タクティルメディアボールが出現し、その世界を完結させるのです。
プロダクト誕生までのお話
プロジェクト立ち上げの背景にあるものとして、
ある小学校の先生が、東急ハンズで、3次元プリンタが10万円を切ったので、子供達に買ってやったそうなんです。
子供達と先生と3Dプリンタのイラストあるいは画像
でも、残念ながら、誰も使うことが出来なかったのです。
なぜならば、子供達の誰一人として、CADが使えなかったからです。コンピュータを用いた3次元造形デザインシステムを使うことができなかったのです。それで、しょうがなく先生は、子供達にCADの使い方を教え始めたそうです。
これでは、本末転倒です。マウスやペンタブレットを使って、ぞうさんや、うさぎさん、お人形さんが、粘土をこねるように、簡単につくりたい、だけど、作れない。
じゃあ、粘土を直接こねて出来たオブジェクトを3d読み取り機で読み取れば?
だけどこれでは、その粘土の大きさの物しか工作入力できません。
そして、3D読み取り機で読み取った後の3次元造形データに直接手を加えることができません。ポインティングデバイスだとつついたり、刀で切ったりするだけです。
仮想粘土なら巨大ロボットや自動車まで、直接デザインできます。
でも、そんなことの出来る3D入力装置がないのです。
既存の入力装置では、3次元空間に3Dオブジェクトを描き込む事が、あまりにも難しいために、プロフェッショナルとしての3D空間描画パフォーマンスが成り立ってしまうほど、難しい技術が必要となってしまうのです。
この問題を解決する取り組みに着手しました。誰かがやらなくては、解かなくてはならない問題なのです。この問題、ニーズへの解答が必要なのです。その問題に対する解答が私の発明した3次元入力装置なのです。
なぜ、この入力装置のコンセプトにたどり着