Instagramから生まれたえほん動画(原作)です。
これを絵本にしました!!
私は長年、小中学校の養護教諭として勤務し、学校生活が苦しい子、学校が嫌いな子と毎日のように、向き合ってきました。誰もが喜びのある学校生活を送ることは不可能なのだろうかと諦めかけていた時に、アメリカには問題行動も皆無で成績も優秀な「落伍者なき学校」がたくさん存在することを知りました。いえ、知ってしまったのです。
それらの学校は、グラッサー・クオリティ・スクールと呼ばれ、教師が皆、脳の働きとして「選択理論」を学び、児童生徒、同僚、保護者と関わるときに、認め励ます「人間関係を築く7つの習慣」を使うというのです。
私自身も、選択理論のモットー「他人と過去は変えられない 自分と未来は変えられる」を口ぐせにし、できる範囲で自分の欲求充足をしつつ、身近で重要な人との関係では認め励ます「7つの習慣」を意識するようになりました。身に付けるのに1年以上かかりましたが、学校での児童生徒との関係も以前より温かいものになり、同僚教師と協力して実践すると、欠席や病気、けがでの保健室利用が半減するなど良い成果を得ることができ、文部科学大臣優秀教員表彰を受けました。その取り組みを『選択理論を学校に~クオリティ・スクールの実現に向けて~』(共著 柿谷正期 ほんの森出版 2011年)にまとめました。また、家庭生活もより楽しいものになり、心配性だった私自身の内面の変化に驚いています。
今回は、幸せにつながる選択を説く「選択理論」の考え方を、まずは子どもに関わる大人の方に知っていただき、子どもにも伝えていただきたいと願って絵本にしました。子ども時代に知ることは、その子の未来に大きな影響を与えると思います。
【 井上千代のプロフィール 】
* ウイリアムグラッサー協会認定プラクティカムスーパーバイザー
* 日本選択理論心理学会西予支部長
* 認定NPO法人日本リアリティセラピー協会会員
* 日本選択理論心理学会認定選択理論心理士
* 愛媛選択理論研究会共同代表
* 元愛媛県公立小中学校養護教諭(35年)
* 日本学校教育相談学会会員
\\ 選択理論を知ってほしい //
\ \ 選択理論を子ども時代に知らせたい //
\\ 夫婦・親子の絆を深めるためのヒント //
\\ 子どもが悩んでいる時の声掛けのヒント //
\\ 子どもの深刻な悩みを予防するヒント //
\\ 幸せづくりのポイント //
子どもにかかわる大人に伝え、響くものがあれば、ぜひ、子どもに伝えていただきたいと思い、わかりやすいように、えほんに理論の解説をつけました。
ふじたかなこさんのイラストでお楽しみください。
※A5サイズ/88ページ/カラー
偏差値でもなく、地位でも名誉・名声でもなく、幸せを目的として親子関係を築いていったとしたら、どんな素敵な日常が展開されるでしょう。
そして、そこから素敵な親子関係が続いていくでしょう。
絵本の質問に答えていくだけで、自分と人との違いに気づき、自分を幸せにするコツがつかめます。
そして、自分を幸せにすることが周りの人への貢献になることを理解できます。また、子どもに「魔法の声かけ」をしていくことで、子どもが自ら自分を幸せにするコツが学べます。
※A5サイズ/88ページ/カラー
お子さんが、ケンカやいじめや困難な問題に出合ったとしても、乗り越えられるしなやかで強いメンタルを育むヒントが満載です。
たとえば、子ども同士ケンカをしたとき、多くの子は、「相手が譲ってくれれば遊