淡路島初!自然栽培で葡萄を育てて、オーガニックワインを造りたい

淡路島初!自然栽培で葡萄を育てて、オーガニックワインを造りたい
淡路島の山頂近く、瀬戸内の海風のあたる土地で、東京から移住した一人の女性が、大好きなワインを造る為、畑を耕し、苗を植え、ワイン用の葡萄栽培にチャレンジし始めました。最終的には栽培から醸造までを自分の手で行い、この淡路島の自然の恵みがギュっと詰まったオーガニックワインを造ることが目標です。

はじめに

私たち菜音プロジェクトが、東京から淡路島に拠点を移して10年の月日が経ち、最初は縁もゆかりもない土地で四苦八苦の日々でしたが、この島で出会った方々や昔からの仲間達の助けもあり今ではお米や玉ねぎを中心に年間約30種類の野菜とレモンやライム•ブルーベリーなどの果樹を栽培し、自家農園で採れた野菜や農園ピザが食べれる石窯ピザ菜音カフェと小さな丘の上にあるキャンプ場、菜音キャンプを営んでいます。

そして、昨年新たに淡路島の長畠地域の山頂近く、瀬戸内の海風のあたる土地に、葡萄畑「恵ヴィンヤード」を開園することが出来ました。

ワイン用の葡萄栽培を始めるキッカケとなったのは、私たちファミリーの一人の女性からでした。
彼女は、元々東京の老舗料亭でスーパーバイザーとして、皇族や国賓の宴席のコーディネートを任されるなど活躍していました。
淡路島への移住を機に、お酒について学ぶのも飲むのも好きだったことから、苗を植えるところから醸造までの全てを自分たちで造る決意をしました。
完全無農薬での葡萄栽培をするにあたって、地域の方々や先輩農家さん達から多くの励まし、ご協力を頂き、時には厳しい指導も受けながら自分の目標に邁進する彼女の姿はとても美しいです。

キッカケとなった女性を紹介します!

初めまして、菜音プロジェクトの吉井千恵子です。
このプロジェクトページに興味をもって頂き、ありがとうございます。

私は、調理師専門学校で「食」について学んだ後、ホテルや料亭での接客を通じ、日本のおもてなしの奥深さを感じました。お客様の好みを踏まえて料理とお酒のマリアージュを考えメニューに盛り込んだりするうちにワインへの興味が深まって行きました。

2011年の東日本大震災の激しい揺れに襲われた時、「私にはまだやりたい事がある」と強く感じ、自然に囲まれて暮らすという10代の頃からの夢への想いが強くなっていきました。
そして3年前に小学校時代からの親友が移住していた、淡路島へ移り住みました。
親友のいる菜音ファームは、自然栽培で固定種の野菜やお米を栽培していて、ただ自然に囲まれて暮らすだけではなく、自然に寄り添い生きることの大切さを学びました。

ワインを造るきっかけは、菜音代表のMUDOさんに「そんなにワインが好きなら自分で造ってみたら?」の一言から始まりました。宮崎県綾町の香月ワイナリーへ見学に行った際に化学肥料、殺虫剤、除草剤などを一切使わない葡萄の栽培方法に深く感銘をうけました。
そして、その時に飲ませていただいたワインの自然な味わいに感動し、私も自然栽培のオーガニックワインを一から造りたい!!と決意し今に至ります。
このプロジェクトを通して実現したいこと

恵ヴィンヤードは、自然栽培で葡萄を栽培し、最終的には栽培から醸造を全て自分たちの手で行い、この島の自然の恵みがギュっと詰まったオーガニックワインを造りたくてスタートしました。
今年の2月28日にブドウ栽培を始めるにあたって出会った地域の先輩農家さんや仲間たちの助けもあり、ワイン用の葡萄品種「シャルドネ」の苗木を160本、植樹することができました。

ワイン用のブドウは永年作物であり、植えてから3年間は収穫できません。

しかし、その間も畑を増やし栽培面積を増やしていく為の費用、苗木や支柱などの資材代等の費用が発生していきます。

この先、美味しいオーガニックワインを皆さんに届けるため、未来への投資として皆さんからご支援をいただけないかと思いクラウドファンディングに挑戦することにしました。
これを機に少しで