が健康に良い」のはなんとなく耳にしていても、日常的に摂りにくいと思う方が多いのではないでしょうか。
その原因として、「穀物っぽい香りや風味が苦手」「大容量の容器が多く家から持ち出せない」という声をよく耳にします。
『米糀のあまさけ-pure』は、お米を磨いて外側の30%を取り除き、中心部の70%だけを使用しました。
そうすることで穀物っぽい重たい香りが生じず、はれやかな甘みを感じられます。お米をそこまで磨くのは酒蔵ならではの手法なので、初めて飲まれた方はあまさけのイメージが大きく変わるようです。
また、女性の軽食としても持ち運びやすいよう、1食135gの飲み切りサイズとしました。パウチ式の容器は紙製のラベルと分けることができるので、ゴミの分別も簡単です。
朝の通勤や、デスクワークの合間の軽食にぴったりな『米糀のあまさけ-beauty up red』は、いちご/ラズベリー/ビーツをかけ合わせたあじわい。
ベリーの甘酸っぱさがほどよく、言われなければ甘酒とわからないほど、爽やかな飲みごたえです。
お砂糖の代わりに米糀の自然な甘さがあるので、スイーツやスポーツゼリーを摂った時のような罪悪感が薄く、満足度が高い仕上がりになっています。
そして何より、ランチを食べにいったりするよりもスピーディーに取り入れられるので、自分の時間を大切にできます。
\見て、この手軽さ…!!/
仕事のリフレッシュにぴったりです。
『米糀のあまさけ』が開発された背景を語る上で、小嶋総本店が位置する山形県米沢市の歴史は外せません。
すこし専門的な話になりますが、米沢市は【 飢饉(=食料が採れない災害)】から復興した地域として、世界から注目を集めています。
江戸時代の米沢藩の大名である【 上杉鷹山 (うえすぎようざん) 】は、大雨によって田んぼや畑が荒れ、全国的に農作物が採れなくなった時代に、身近なものを食べるように薦めて、米沢の人々を救いました。
例えば、米沢城を観賞用として泳いでいた鯉(コイ)を甘く煮て食べたり、ツクシやスギナなどの雑草をも食料にした逸話が残っています。
その一つとして、現代でも米沢らしい食べものとして受け継がれているのが【 ウコギ 】です。
『米糀のあまさけ-wake up green』に含まれるウコギは、江戸時代から米沢で栽培が奨励された植物で、その根は生薬としても用いられます。
米沢では家々の垣根として植えられ、春~初夏に新芽を食べる風習が今でも残るスーパーフードです。
全てが自然由来であり、発酵や太陽の力をもとに生まれた『米糀のあまさけ』の開発背景には、米沢市の歴史的なDNAが紐づいているといっても過言ではありません。
『 為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 』
という言葉で知られる上杉家中興の祖・上杉鷹山公が、戦や飢饉に備えてウコギの栽培を奨励したという歴史からも、逆境の時にこそ力を与えてくれる作物と言えます。
ウコギの入った『wake up green』で、コロナ禍を乗り越える力をチャージできるかもしれません。
そんなパワーあふれる米沢市のDNAを持つ小嶋さんでも、今回の開発には苦労があったと語ります。
「甘酒を発売しようと決めた時、実はそれほど難しいものとは考えていませんでした。むしろ、お酒よりずっと簡単だろうと思っていたのです。
しかし試作を始めると、お酒造りとは別物の難しさがよくわかるようになりました。10℃前後で発酵するお酒と、50℃台で発酵する甘酒の違いは、お酒造りの経験とはまた異なるも