こんな状況だからこそ料理で多くの人々に感動を届けたい

こんな状況だからこそ料理で多くの人々に感動を届けたい
僕たちは間借り営業を通じて自分達の料理で多くの人々に感動を伝えたいと考えており動いてきました。しかし、コロナの影響もあり資金面や場所などなかなか見つからず苦戦を強いられています。しかし、間借り営業は諦めたくなくどうにかして形にしたいと考えています。若い料理人の挑戦!僕には料理しかないんです。

【アツシ】

現在24歳

管理栄養士の大学を卒業後、フランス料理の魅力に惹かれて料理人の道を志す。

現在京都に住み同じく料理人の友人とルームシェアをしながら料理を勉強してます。

少し僕について話をさせてください・・

フランス料理との出会い

大学生の時たまたま応募したアルバイト先がフランス料理との初めての出会いでした。
見た事のない食材や調理法、芸術的で美しい盛り付け、シェフが手間暇をかけて作るフランス料理に心打たれた僕は、いつの間にかフランス料理にのめり込んでいました。

フランス料理を学び、迎えた就職活動

就職活動が本格的になる時期、大学は管理栄養士の養成校だったので周りの友人などは病院や学校に就職していく中、僕は迷わずフランス料理の世界へ進む事にしました!しかしコロナが蔓延するこのご時世、なかなかすぐに採用とはならず。周りがどんどん就職が決まっていくのに対し、自分だけ決まらない状況に不安と焦りを感じる毎日。そんなある日、アルバイト先のシェフから一本の電話が。なんとシェフの紹介で京都の1つ星のレストランで働ける事になったのです!その時の喜びは今でも忘れません!星付きのお店て働けるという喜びは勿論ですが、何より自分の夢への第一歩を踏み出せた事が本当に嬉しかったです!

京都に引っ越し新米料理人としての生活がスタート!

始めは覚える事が多く、根っからの不器用さも相まってミスを重ね怒られる日々。帰宅後は心身共にクタクタで、布団に入ると一瞬で眠りに入る毎日笑

それでもなんとか食らいついていくと、少しずつ仕事がこなせるようになり、徐々に任される仕事も増えていきました。ただただ疲れる毎日が、気づいたら自身の成長を実感できる充実した毎日に変わっていました。

充実した日常も長くは続かず・・

しかし、喜んでいたのも束の間・・・。なんとコロナ禍によりお店の経営不振からの人件費削減で、入りたての僕はクビになったのです。

そう、僕は無職になったのです。

就職してから約2ヶ月。徐々に仕事にも慣れ、ようやくこれからだという時に・・・。

就活をしても今の時期雇ってくれるお店はほとんどなく、なかなか再就職先が見つからない状況。この先の不安と現場で働けていない現状のフラストレーションから、家に籠り塞ぎ込むようになっていました。

転機は突然に

そんなある日、大学時代の友人から連絡が。それは”知り合いが間借り営業をしているので手伝いに来て欲しい”との事でした。どうにか現状を打破したい僕は二つ返事で手伝いに!

そこで僕は、営業中の緊張感や料理を作る感覚、そして何よりお客様に料理を出して喜んでもらうことの充実感を再認識する事ができ、心の中にあったモヤモヤが一気に晴れたのです!

そして僕は思いました。間借り営業で自分の料理を提供してみてはどうだろうかと。

再就職がなかなか決まらないからと家で塞ぎ込んでいるよりも、何か行動すべきではないかと。

それから間借り営業に向けての本格的な準備がスタート!

まず調理師専門学校を卒業したての友人を誘い、次に間借り営業をさせてもらえる場所を探し始めました。夜のみ営業の飲食店を探して食べに行き、お店の方と話をして間借りをさせてもらえないかどうか交渉する毎日。しかし特に実績のない僕達に間借りを営業をさせてくれるお店はなかなか見つからず、初っ端大きな壁にぶち当たってしまいました。

そんなある日、京都で同じく間借り営業でカレー屋をしているとこらろに食べに行く事に。そこで自分達の状況を説明すると、なんと!店の休みの日に