はじめまして!NPO法人日本福祉美容協会の代表理事長の西山 博資と申します。
『復興した神戸を見せてやる!』
私はこの口約束を守り続け、被災地の子どもたちを神戸に招き、絆を育む活動「未来の宝 夢と希望と絆の架け橋プロジェクト!」を、東日本大震災後の2012年から続けております。
今回はこの「未来の宝 夢と希望と絆の架け橋プロジェクト!」について、皆様にご紹介させて頂きたく、クラウドファンディングに挑戦いたしました!
NPO法人日本福祉美容協会では、被災地の皆様へボランティアカットやシャンプー等のボランティア活動を実施したり、震災などで被災された子供たちへ「夢と希望と絆」を育む取り組みをしたり、美容を通じた様々な活動をしています。
まず初めに、「未来の宝 夢と希望と絆の架け橋プロジェクト!」が始まった経緯をご説明させていただいと思います。
私は、1995年の阪神・淡路大震災で、自身が経営する美容室と自宅が被害に遭いました。また大事な友人を亡くすという本当に悲しい出来事にも直面しました。
震災直後は絶望的な気持ちで日々を送っていましたが、「何か自分にできることは無いか」と思いが募り、美容師仲間と被災された皆様へ 無料ボランティアシャンプーの提供を始めたところ、お年寄りや子供たちに心から喜んで感謝され、「自分は美容を通じて皆様の役に立てる!」と生かされている喜びを身をもって体感いたしました。
それ以来、美容の仕事は無料シャンプーやカットしてあげることで役に立てると痛感し、震災のある場所へボランティアで駆けつける活動を続けています。
ボランティアカットの活動を神戸新聞様で紹介いただきました
2011年東日本大震災の際は、宮城県塩釜市の浦戸諸島へボランティアに行きました。そこで出会った一人の子供の「これからどうなるのでしょうね」という不安な問いかけに、「復興した神戸を見せてやる!」という口約束をしたのがきっかけに、子供たちに防災・減災の知識を学んでもらう「未来の宝 夢と希望と絆の架け橋プロジェクト!」が始まりました。
2012年から毎年神戸に被災地の子供を招待し、神戸の児童とともに5日ほど一緒に合宿体験するなかで、減災、防犯のことなど、あらゆることを学び、思いを共有する場所を提供しています。この体験の中で、強い絆が生まれ、地域と地域の「架け橋」として、将来も助け合える関係を築いてもらうことが大切な目的です。
2015年7月26日から7月30日の活動が、神戸新聞の号外にて掲載!
宮城県塩釜市の佐藤 昭 市長から感謝状を頂きました(2015年)
「未来の宝 夢と希望と絆の架け橋プロジェクト!」は今年2021年に10年目の節目を迎えます。
今年は思考を変え、私たちが宮城に行き、子供たちが震災について学び、絆を深める活動にしたいと考えています。
また、楽しく交流を深めるだけではなく、災害や震災でお互いの地域で起きたこと、ここまで復興できたこと、その時にどのような思いで頑張ってきたか、今生きていることを素晴らしいと思うこと、そのような想いを皆が忘れない為に、今回も実施したいと思っています。
防災の語り部さんや防犯おいしい塾の先生から、防災・減災等を学ぶ体験をしてもらうのに加え、サッカーチームのマイナビ仙台レディースとINAC神戸レオネッサの試合観戦や、選手からのサッカー教室も行って、子供たちの絆を深める楽しいレクリエーションを企画しています。今回の日程は7/30~8/1を予定しています。
サッカー選手との交流会で、子供たちの絆も深