【伝統×革新】154年続く老舗酒蔵とコラボした新たなチャレンジ

【伝統×革新】154年続く老舗酒蔵とコラボした新たなチャレンジ
熊本県の老舗酒蔵とコラボレーションする新たなるチャレンジ。国を超えて地域を超えてもっと日本酒を知って欲しい。地元熊本で応援できるそんなお酒にしたいという気持ちから、今回のプロジェクトを始動しました。QRコードのラベルでいろいろな想いを伝えられる動画を制作し、スマホの言語設定により多言語で配信します

はじめに・ご挨拶

熊本は名水の湧く知る人ぞ知るの酒どころ
慶応三年から154年続く老舗の酒蔵 瑞鷹

瑞鷹さんの酒造りの拠点は熊本地震で多きな被害を受けながらも、ようやく蔵もある程度復旧しほとんどの施設は以前同様に使用することができるようになってきました。しかしながらまだまだ、被災している箇所も多く復興は続きます。

震災の際には全国から多くの支援を頂きながら、造りを続けさせてもらっているという経緯から、酒造りを通じて昨今の県内外の災害への支援を率先して実行していく事も使命と考え酒造りをされているとの事です。

そんな瑞鷹さんと新しいお酒の話を始めたのは昨年の秋頃だったでしょうか。我々の取り組みと復興支援をしたいという気持ちに即座に呼応いただき、今回のプロジェクトは始まりました。

熊本県内でお仕事をしている中で、やはり熊本でもお酒の価値創造にもっと力を入れたくご相談している中で、郷土料理 青柳の倉橋社長からご紹介いただいたのが今回一緒にプロジェクトに取り組ませていただく瑞鷹さんでした。地元の老舗の酒蔵さんということで緊張しながらご挨拶にお伺いしたことをよく覚えております。熊本市街からほど近い川尻に酒蔵 瑞鷹さんはありました。熊本県の方で瑞鷹さんを知らない方はおらず、瑞鷹さんの蔵開きのイベントや熊本圏内のマラソンコースでも瑞鷹さんの酒蔵の前を通るという事で、熊本県内でもとても有名な酒蔵さんでした。

取り扱われている有名銘柄は国内外でもちろん多くの受賞歴もあり、実力のある素晴らしい酒蔵さんです。そんな酒蔵さんと新しいプロジェクトを始めます。

このプロジェクトで実現したいこと

我々のプロジェクトの大きな目的の一つが日本酒の魅力をもっと国内、海外に広めたい、そして日本酒の価値をもっと高めたい。そんな想いをカタチにするためにラベルをQRコードにして、その中でたくさんのことを伝え、造り手の想いや工程、こだわりなどが伝わるような動画。それが必要だと思いました。

また、どんな味わいになるのか、どんな食事と合わせると良いのかなどを酒蔵、杜氏、酒屋さん、飲食店さんなど、いろいろな方面からの目線で伝えるなど、QRコードを生かしてたくさんの情報を日本語だけでなく、多言語に翻訳してそれを広めるということ。

それが、結果的に日本酒の価値をあげることに繋がると考えました。
日本酒は海外ではまだまだその価値や評価は低く、ワインやウイスキーなどと比較すると価格面でも知名度でももっと評価されて良いと我々は考えています。その一端を担いより良いものをわかりやすく伝える。それも動画ならではの良さだと思い、ラベルをQRコードにすることにしました。

瑞鷹さんでの日々の酒造りの工程やこだわりを伺っているうちに、我々は熊本で一緒にこのプロジェクトをさせていただくには瑞鷹さんしかないと心は決まっておりました。
蔵のある地域のご紹介

熊本県ではお正月に赤酒といわれるお酒でお祝いをする文化がございます。
その赤酒の多くを生産している酒蔵 瑞鷹

熊本は九州の中央に位置し、東に阿蘇、西に有明海を望む、水と緑の豊かな地域です。世界屈指の阿蘇の外輸山は規模の大きさで有名ですが、熊本地域の古代阿蘇山の噴火による堆積物でできた地層はすきまに富み、水が浸透しやすい特徴を持っていて、熊本地域に降った雨は地下水になりやすく、地下に豊富で良質な水が蓄えられます。

福岡県の博多駅から九州新幹線でわずか40分の熊本駅から2駅下った川尻駅

熊本の川尻地区で瑞鷹さんは酒造りをされています。瑞鷹さんの酒造