【奈良シカない女子マラソンチームの挑戦】

【奈良シカない女子マラソンチームの挑戦】
「女子マラソンで奈良を元気に!県記録更新!そして国際大会へ!」女子マラソン強化に特化した全国初クラブ型実業団チームの挑戦。選手は全員フルタイム勤務。仕事100%・競技100%の両立。女子選手特有の問題「結婚出産後」も競技を継続できる環境づくりを目指す。奈良の良い所を全国にアピールしたい!

有力実業団のある県に比べ落ちてしまいます。

統計的にみましても、奈良県は「県外就業率」が全国トップクラスの高さであります。
ゆえに、県内企業にとってみても、雇用確保は非常に悩ましい問題であります。
私たちはアスリートをフルタイムで雇用いただくという方式ですので、受け入れ企業にとっても有能な人材確保という面を考えましても「WIN-WIN」の関係を築きやすいという特徴もあります。

奈良はかつて日本の中心でした。シルクロードの終着駅。
神社仏閣・古墳や遺跡など歴史的な史跡は数多くあります。世界遺産も最も多い県です。
残念ながら、京都府や大阪府といった近隣府県に比べますと目に留まりにくいと思います。
日頃より応援いただいている奈良のみなさまへ感謝の気持ちを少しでもお返ししたい。

私どもは地域密着を体現していきたいと考えています。
地元の事業所様や商店街などとコラボしたイベントを行い、情報発信をしていきたいと考えています。

「女子マラソン」というキーワードでNARA-Xアスリーツに辿りついた方々に、少しでも奈良のいいところをみてもらいたい。そして奈良に遊びに来ていただきたい。
そういう思いで、奈良の情報も合わせて発信させていただいています。
◆なぜフルタイムなのか?

アスリート引退後の問題。永遠に現役を続けられることはありません。
いつか必ず「引退」の時がやってきます。

NARA-Xアスリーツの選手は、全員フルタイム勤務をしています。
引退後もそのまま勤務する事業所で働くことができます。
就職時からフルタイム勤務しているので、一般社員と変わらず業務スキルも習得できます。引退後に新しいことに挑戦することなく安定した就業を続けられることは、現役終盤に引退後を心配することなく競技に全力で挑むことができます。

1日24時間あります。そのすべてを競技にそそぐことで競技力は本当にアップするのか?
私は違うと思います。フルタイム勤務することで会社内で過ごす時間も多くなり、練習やケアの時間は減りますが、応援してもらえる同僚の熱量は変わってきます。また、競技外時間の過ごし方を工夫することで、より短時間で練習することになり集中力も増します。競技外から得る知識やイレギュラー対応力もプロアスリートよりも豊富になり、「強いアスリート」を育てるにはいい環境だと考えています。

フルタイム勤務だからダメだ?いや、対応できることを証明したいと思っています。

 仕事100%+競技100%の両立実現
◆女性アスリートの「結婚・出産」後の競技復帰できる環境づくり

徳島遠征の帰路 淡路SA

日本の女性アスリート(特に陸上競技)は「結婚」や「出産」を期に引退する選手が多いです。
しかし、海外に目を向けますと、結婚出産後でも活躍する女性アスリートは数多くおられます。
特にマラソンは若さよりも経験がより必要な競技であり、長期間現役を続けられる競技だと思います。

なぜ日本の女子長距離(マラソン)は引退してしまうのか?
おそらく実業団特有の環境が大きく影響しているのだと思います。
日本は「駅伝」文化が強いです。企業スポーツとしての「駅伝」
どうしても企業チームスポーツ「駅伝」を考えると予算の都合もあり、チーム側の都合で「引退勧告」をせざるを得ないケースも増えて来るかと思います。ゆえに「結婚」や「出産」で一時休養しにくい環境なのだと推測できます。

しかしながら、NARA-Xアスリーツは「クラブ型」であり単一企業チームではなく、また全員がフルタイム勤務であるため、チーム都合で引退勧告す