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もしも看護学生のうちから、自分を大切にしながらまちと結びついていき、「自分が実践したいケア」を模索できたら…?きっと、リアルな体験から自分らしいキャリアを選択できる学生が増え、多様なケアであふれるのではないでしょうか。
今回のプロジェクト概要
私たちは、コミュニティナースを一つの足がかりに、地域に飛び出し、自分も大切にしながら、リアルな体験からキャリアを選択できる学生を増やしたいと思っています。また、小さくてもやってみる。そんな「実践家」を増やす仕掛けにも挑戦したいという思いから、この「全国ぶっコミプロジェクト」は始まりました。
看護学生のうちに、コミュニティナースと出会えた私たちだから、看護学生や看護教員の方々に伝えられることがあると信じています。
実施することは大きく二つ。
一つは、全国の各地の看護学校に「コミュニティナース|まちを元気にする“おせっかい”焼きの看護師」の本を届けること。もう一つは、コミュニティナースやその実践をしている人たちを看護学生・看護教員の方々に伝えること。この二つを通じて、コミュニティナースの考えをぶっこむという名の通りのプロジェクトです。
今年度中に、全国各地に約1,000校ある看護学校に本を届けながら、特に学生にフォーカスしてコミュニティナースについて発信します。
「コミュニティナース」の本と、手作り感のある「感想カード」
◆書籍
本を寄贈した方(オーナー)からのメッセージやコミュニティナースの情報を掲載し、本を読んだ感想を書く欄が用意された「感想カード」を添え、全国の看護学校への設置を打診します。また、書籍の設置のみでは読んでもらうことが難しいと考えており、全国各地のコミュ二ティナースと学生を繋ぐイベントをオンラインで開催していきます。
「コミュニティナース|まちを元気にする“おせっかい”焼きの看護師」
著者:矢田 明子
出版年月日:2019/02/09
出版社:木楽舎
◆発信
コミュニティナースに関する発信を行います。各種SNSを活用し発信するほか、看護学生向けWebメディア「看たまノート」での定期的な記事作成を行います。
また、9月11日には「コミカレオープンキャンパス」というオンラインイベントを開催します。全国各地で、コミュニティナース的活動をしている学生が、それぞれの実践を発表します!また、「コミュニティナース」の本を手に取りたくなるような、書籍に登場するコミュニティナースの方のイマを知るコンテンツなどを予定しています。参加者は学生が対象ですが、学生以外の方も見学可能としてその場を開く予定です。
企画背景
ー看護学生のキャリアの選択肢を広げるために
看護学生に欠けている、「知る」機会と、「模索する」機会。
どうしたら看護学生に「地域に出てみる」という選択肢を伝え、一歩踏み出す後押しができるだろうか、と考えていました。
私にできることを探した結論は、
私が1年間学んだ「コミュニティナース」という新しい看護の在り方やすでに実践している方の情報を、看護学生にも看護教員の方にも届けるということでした。
ーぶっこんだ先にある未来
学生時代からコミュニティナースに触れることの先に、どんな未来が待っているでしょうか。
私たちは、リアルな体験から自分らしいキャリアを選択できる学生が増え、多様なケアであふれる未来があると考えています。
これまでの学生生活にはないコミュニティの人と出会うことで、さまざまな考え方や、生き方、価値観を知ることができます。視野が広くなることで、自