コロナ禍の日常を描いた短編オムニバス映画「to…」を制作したい!

コロナ禍の日常を描いた短編オムニバス映画「to...」を制作したい!
この短編オムニバスでは、コロナ禍における男⼥3組の物語を描きます。この映画はコロナウイルスによって今まで「普通」だった⽣活ができなくなってしまった⼈々たちの物語であり、⼤学⽣、⾼校⽣、舞台役者、中華料理屋などそれぞれが抱えるコロナ禍の葛藤を取り上げます。

ご挨拶・前書き

初めまして。映画監督をしております。塩野峻平と申します。

この度は短編オムニバス映画「to…」のページをご覧いただきありがとうございます。

まずはこのオムニバスを制作することになった経緯からお話しします。

2020年、私はまだ大学生でした。といっても4年生で授業はほとんどなく、あとは卒業論文のみ!そんな感じでした。

そんな中コロナウイルスによって我々の日常は一変しました。マスクなしでは外も歩けなくなり、授業もオンライン、友人たちと会う機会もなくなり、それまでできていた「普通」の生活ができなくなりました。

報道ではコロナウイルスの感染者、濃厚接触者、後遺症の影響などコロナウイルスの影響を中心の部分で受けている人々が多く取り上げられます。しかし当時大学生であった私はその影響を端で受けている人たちを見てきました。

新作を撮りたいと思っていた時、真っ先にテーマとして思い浮かんだのはその「端の人たち」でした。

コロナウイルスが蔓延る中で自分たちの「普通」の生活ができなくなり、しかしそんな中でも確かに生きている人たちを映像にしたいと強く思いました。

この社会になって辛い思い、苦しい思いをしている人々もたくさんいると思います。タイトルにしました「to…」には誰かから誰かに想いが届くようにという意味を込めました。例えばそれが作品内の人物同志かもしれない、この映画を作った私たちから映画を見てくれた人かもしれない、あるいは見てくれた人たちから私たちかもしれない・・。
「誰かに、届け。」

この映画がそんな誰かに届きますように。
作品あらすじ・キャスト紹介

Part.1

大学1年生:立野 × 大学2年生:小松

「東京で1人大学生活を送る2年生、小松。ある日コロナ禍で田舎に帰る決断をした隣人で1年生の立野という女性に出会う。大学生活に憧れを抱いて東京に出てきた立野はコロナ禍で大学に行くことができない生活に寂しさを感じていた。小松はそんな立野を見て1日だけの東京観光に誘う。」

大学1年生:立野役

東出 薫

コメント

「私自身も同世代、そして周りの友人のこのご時世での学生生活の話を聞いていたので、共感できる事が多くて、自然に演じる事ができました。学生の日常のお話ではありますが、このコロナ禍で抱く苦悩や葛藤は、どの年齢層にも共感して頂けると思いますので、そんな日々に少しでも希望の光となれる作品をお届け出来ればなと思います。」

大学2年生:小松役

植松 優

コメント

「初めましてこの度は「to…」で小松役を演じさせて頂きます。植松優と申します。このコロナ禍の中で学校や仕事、大切な人に会いたいけど会えない、その辛い思いの中人と人との繋がりで、芽生える感情を大切に表現して、見てくださる方々に少しでも見てよかったと思えるように精一杯演じさせて頂きます。」

Part.2

就活生:光 × 中華料理屋の息子:要

「実家の中華料理屋で働く要、彼の家の近所には幼馴染で⼤学3年⽣の光が住んでいる。要の家の店はコロナ禍によって客⾜が減っていき、就職活動中の光も選考中⽌やオンラインでの就活のやりづらさなど互いにコロナによる葛藤を抱えている。そんな中、光は要に来年から就職のために上京することを伝える。」

就活生:光役

藍川 きあら

コメント

「役が就活生ということで年齢的にも就活の話題に触れることが多いので、とても身近に感じております。コロナ禍で「普通」とは大きく生活が変わってしまった今だからこそ、多くの方の心に届くよ