世界初!ジャパニーズウイスキーボトラーズ設立プロジェクト

世界初!ジャパニーズウイスキーボトラーズ設立プロジェクト
シングルモルトウイスキー専門店のモルトヤマが、若鶴酒造・三郎丸蒸留所との共同プロジェクト“T&T TOYAMA”として、世界初の本格的なジャパニーズウイスキーボトラーズ事業をスタートします。富山県内に熟成庫を建設し、良質な樽を用いてニューポットを熟成させ、シングルカスクでリリースしていきます。

はじめに・ご挨拶

私は、シングルモルトウイスキーの専門店であるシングルモルト通販モルトヤマの店主 下野 孔明(シモノ タダアキ)と申します。
このプロジェクトを行うT&T TOYAMAの代表です。

シングルモルト通販モルトヤマ 店主
T&T TOYAMA 代表
下野 孔明

私は大学生だった20歳の頃、バーとカクテルの街として知られる宇都宮のバーで、偶然居合わせたお客様からウイスキーの飲み比べをさせてもらったことをきっかけに、ウイスキーの世界にのめり込むようになりました。

それ以来、自分自身の一番の趣味として楽しみながら、日本国内やスコットランドの蒸留所を巡り、ウイスキーの資格を取得しました。そして2013年に酒販店として販売免許を取得し、モルトヤマをスタートしました。モルトヤマではシングルモルトウイスキーというひとつの蒸留所で造られた独自の個性をもつウイスキーのなかでも特に熱狂的なファンが多いシングルカスク(※一つの樽だけからボトリングされたもの)で、カスクストレングス(※ボトリング時に加水せず樽出しのアルコール度数のまま物)を中心にプライベートボトルとして販売してきました。「シングルカスク&カスクストレングス」のウイスキーは一つの樽からわずか200本ほどしかとれず、その味わいは樽ごとに異なり、世界に同じものがひとつとしてない唯一無二のものとなります。

モルトヤマでは、今までに40種類を超えるプライベートボトルの選定とリリースを行い、多くの愛好家やバーテンダーの皆様に楽しんでいただいています。

プロジェクト『T&T TOYAMA』とは

この度、ジャパニーズウイスキーボトラーズ事業を始めるプロジェクト『T&T TOYAMA』は、私、モルトヤマ 下野 孔明と若鶴酒造・三郎丸蒸留所 稲垣 貴彦氏とで、富山県からウイスキーの魅力を発信しようという想いから立ち上げられた共同プロジェクトです。

理想とするスコットランドの大手老舗ボトラーズにならい、下野 孔明(Shimono Tadaaki)のTと稲垣 貴彦(Inagaki Takahiko)氏のTを取って『T&T TOYAMA』と名付けました。

既にT&T TOYAMAとしてスコッチのシングルモルトのシングルカスクの選定とリリースを行っており、2020年にはザ・ニンフシリーズとして5種を販売し、いずれも即日完売するなど、高い評価を受けたところです。

このプロジェクトで実現したいこと

本プロジェクト『T&T TOYAMAボトラーズ事業』は、日本のクラフトウイスキー蒸留所によって造られた原酒を購入し、富山県南砺市に建設する独自の貯蔵庫で、自社で調達した特別な樽を用いて熟成し、最適なタイミングを見極め、熟成のピークで「シングルカスク&カスクストレングス」によりボトリングする、世界初の本格的なジャパニーズウイスキーボトラーズ事業となります。

原酒の調達や熟成以外の、サンプリングやボトリングなどについては、若鶴酒造株式会社・三郎丸蒸留所のマネージャー&ブレンダーである稲垣 貴彦氏の全面的な協力を受け、若鶴酒造株式会社が保有する設備を活用することで、この事業を行います。また、樽の保管場所やボトリング設備のみの提供にも着手する予定であり、日本でウイスキーの事業を行いたい方から原酒や樽をお預かりし、熟成させ、ボトリングするまでをプラットフォームとして提供することで日本のウイスキー産業の発展に貢献したいと考えています。

また、スコッチの蒸留所と大手老舗ボトラーズのように、ボトラーズのボトル