ands working together”と言う意味で、直訳すると沢山の手と言う意味から、みんなで一緒に働く、みんなで一緒に働けば早いという由来から取りました。
その名の通り、LAULIMAでは沢山の「手」によって作られたフェアトレードのカンタキルトを通じて、みんなで一緒に世の中を良くしてこうと信念を掲げ以下のミッションに取り組みます。
(1) フェアトレード( Fair Trade):見ているだけで心がワクワクするカンタキルトの魅力を通じて、フェアトレードに興味のない人にも関心を持ってもらう。
デフレが進む日本では、安いものが沢山溢れており、価格競争がとても盛んに行われています。もちろん、使えるお金に限りがある以上、誰もが安く済むなら安い商品を買いたいというのは理解できます。しかし、その裏側には不当な金額で労働を強いられている人がいると言う事実を無視することはできません。
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」を意味します。
LAULIMAではフェアトレードだから買ってもらうのではなく、商品が魅力的だから買いたいと思ってもらえる高品質でおしゃれなカンタキルトを提供し、その結果としてフェアトレードへの関心を持つきっかけを作りたいと考えています。
(2) ZERO WASTE(ゼロ・ウェイスト):リサイクルされたサリーを使ったカンタキルトを通じて、ごみ・無駄・浪費をゼロに近づける。
豊かになった一方で、沢山のものに溢れかえっている現代では私たちが買うものの99%は6ヶ月以内には捨てられており、ごみは世界で増え続けています。多くのごみは適切に処理されず各地で健康・環境被害を生んでいます。
LAULIMAでは、ハワイのカウアイ島でZERO WASTEを掲げリサイクルされたサリーを使った商品を提供しているby the sea organicsとパートナーを組み、ZERO WASTEのスローガンを日本に浸透させ、リサイクル製品及び一つのものを長く使い続けることを提案します。by the sea organics代表のキャサリンさんとカウアイ島の彼女のアトリエにて
今回のクラウドファンディングのために沢山のキルトを仕入れてきました
(3) 女性の地位向上・人身売買(Women’s Empowerment・ Human Trafficking):カンタキルトの販売を通じて、人身売買の被害にあった女性やスラムに住む女性たちの雇用・教育機会の提供、世の中のすべての女性が安心して暮らせる世の中作りに貢献する。
貧困状態においては、残念ながらどうしても女性や子供が犠牲になってしまうことが多く、サリーが着られているバングラディッシュやインドでは、貧困や教育がきちんとされていないために両親や夫に売られ、自分の意思とは関係なく性産業に従事させられている子供や女性が沢山います。また、田舎の地域では、女性が外に出て働くことを好まない夫が多い傾向になり、女性が経済的な自立をすることが難しく、よって貧困の悪循環から抜けられない事実があります。
LAULIMAではバングラディッシュで主に人身売買の被害にあった女性を支援し雇用しているBashaとパートナーを結び、女性たちの安定した雇用確保、自立支援に貢献し、世の中のすべての女性が安心して自分の意思で決定し、選択していける世の中作りを目指します。