ご挨拶
ムッキーママはタイ•バンコクにおいて保護犬のホームGreen Tails を設立し、個人で運営する唯一の日本人です。
タイでのレスキュー歴は2002年から19年にも渡ります。保護犬のフォスターホームは2006年から運営。現在まで約15匹の犬猫達と生活を共にし、ボランティアさんと協力してプロジェクトを維持しています。
設立目的は、行き場のない保護犬、老犬、障害犬、問題行動犬の居場所の確保でした。
また 保護された犬達のために、リハビリ、トレーニングを経て、海外の里親探しもコーディネートし、タイ国内では難しい年齢2歳以上の雑種犬達の幸せな将来の家族を見つけるお手伝いをしています。海外への動物輸送は大変が費用がかかりますが、自費や寄付で手配をしていましたが、Covid禍で資金繰りが大変難しい状況です。
このプロジェクトの背景と実現したいこと
ジョスとミニーは現在3歳の保護犬(メス)です。タイのパタヤで英国人のカップルにレスキューされました。ジョスとミニーは2年ほどレスキュー団体のシェルターで200匹の犬達と生きておりましたが、度々攻撃され怖がりで人も犬も信用しないトラウマ犬になってしまいました。すでに英国に帰国していた英国人のカップルは、その事実を知って、この2匹をなんとか英国に里親として迎えたいと思い、まずは安全なタイのフォスターホームに移すことを模索。そして私がタイで運営するフォスターホームにたどり着いたのです。2匹は非常な怖がりでしたが、現在まで半年かけて根気強く、リハビリをした結果、完全にトラウマから回復しました。全くリードで歩けなかったのですが、歩行訓練の結果、今ではお散歩を満喫しています!
幸いイギリスに住む里親さんが、彼らの渡航を待っています。実は、動物は、飛行機の直行便で渡航者の手荷物としてイギリスに入国するのは不可能です。通常、英国への動物の入国方法は特別な渡航経路で、フランス経由(のち陸路)やオランダ経由(のちフェリー&トレイン)でロンドンに行く方法ですが、Covidのロックダウンや検疫期間のため、またフライト自体がほぼ無く事実上不可能な現状です。(イギリスはEUから離脱のため周辺諸国からの越境にCovid検疫必須)
そのため、現在では、費用が5倍の貨物(カーゴ)扱いでだけ、空路(直行便)による動物の入国が可能です。
この子達をタイのシェルターに戻したくない!!無事にイギリスの里親さんのもとにお届けして、幸せに暮らしてほしいのです。そのための高額輸送費をなんとか短期で調達したくご支援ご協力をお願い申し上げます。
これまでの活動
2006年より毎年約30匹(通算150匹)を超える犬猫をフォスターケアし、9割を海外の里親さんに送り出してきました。
資金の使い道
バンコク(タイ)ーロンドン(英国)カーゴ(Thai Airway 貨物便)にての2匹の犬の空路輸費用(2匹クレート込みで200,000バーツ:約70万円相当)
バンコク国内で必須の輸出のための検疫検査書類手数料と健康診断書のための検査費用(2匹 約7万円)
リターンについて
ジョスとミニー達の英国出発までの様子と英国到着後の新生活の様子をビデオ作成しメールにてリンクをお届けいたします。
実施スケジュール
2021年8月
皆様の手を借りて
フォスターホームのママの保護犬のお世話は、まさに24時間365日の任務です。問題行動のある犬、精神的トラウマ、持病や障害のホームメディカルケア、人間との生活へのリハビリ、基本訓練。。。寝食を共にする