絵本「奇跡のまっくろクロスケ(仮)」チャリティーブック制作で保護猫を助けたい

絵本「奇跡のまっくろクロスケ(仮)」チャリティーブック制作で保護猫を助けたい
私が出会った顔の半分が癒着して目の無い捨て猫の赤ちゃんクロスケ。高額な入院治療費の募金を呼びかけて 命が救われ 目が開くまでに… このストーリーを本にして 小さな命の大切さを広め、治療が必要な保護猫を助けるために寄贈します。チャリティーブックを制作する キセ・クロ プロジェクトです。

増加については懸念を抱かずにはいられません。今後 普通に外に出られるようになり テレワークから会社勤務に戻ったりといった生活環境の変化や 自分自身に何かあった場合や収入減でお金が無くなったりしたら といった先の見えない状況下での対策が必要かです。

緊急事態宣言からますます捨て猫の数は増え、相談は2倍に 保護施設も経営が困難になっている現状です。

メス猫は 出産から次の出産まで最短で3ヶ月 年に最大4回の出産があり得ます。避妊しないと数はどんどん増え続け、責任放棄の多頭飼育崩壊も多く 劣悪な環境の下で何十匹ものの猫が身を寄せ合って生きていたりします。

そんな猫のケガや病気は生きる術を奪ってしまいます。動物の治療費は高額で 骨折の入院治療費の請求が60万円だったりと簡単に支払える額ではありません。

[クロスケとの出会い]

日曜日の夕暮れ時の公園で、小さな段ボール箱の中からピーっという鳴き声。開いてみると 中には生後2週間ぐらいの小さな小さな黒猫の赤ちゃんとタオルと重しに水の入ったペットボトル、明らかに捨て猫。でも その子の顔は 上半分がクシャッと癒着してて目がどこにあるのかもわからない状態でした。こんな醜い顔のせいで捨てられてしまったのか… 初めて見る潰れた子猫の顔に衝撃を受けて 思わず立ち去ろうかと思いましたが、弱っていたのに力一杯の大きな声でピーピーっと鳴いている子猫が「生きたい」って訴えているように聞こえました。勇気をふりしぼって抱き上げたものの 受け入れてくれる動物病院も見当たらず困っていたところ 野良猫を助ける施設に連れて行って助けを求め 手当をしてもらえました。高額で払えない入院治療費の寄付をSNSで呼びかけたところ 基金が集まって命が救われ、治療ができて目が開き 可愛い子猫になれました。もう少し遅ければ 目は開かなかったそうです。そして保護猫の里親さんを探す施設でも クロスケにとってラッキーなことが起こります。

生きてさえいれば希望はある!

こんなに恵まれたのは もう 「奇跡」 です

ここから先は クロスケ目線で書いてある絵本で見ていただきたいのですが…

この時のあたたかい気持ちや感動を忘れることなく ストーリーを絵本にして広めたいと思いました。クロスケは 奇跡のような幸運がいくつも重なり幸せになれました。

読んでいただくことで 小さな命を考えるきっかけになれば幸いです。

クロスケの幸せをみんなで分かち合えると嬉しいです。

でも 残念ながら 他にも助けを待っている保護猫たちがたくさんいます。ガリガリに痩せこけて瀕死の状態だったり、怪我や病気を患ってぐったりしていたり、早期治療がかなわなければ 生き延びることは難しくなります。今でも 人間の都合で 保護しなければいけない猫は増え続け、保護施設も満杯で 里親が見つからなければ殺処分は免れません。

今 私たちにできること

このチャリティーブックを購入してもらうことで 治療費を寄贈して猫を救うことができます。読んで知ってもらうことにより 命と向きあい 幸せに共存できる社会の実現に向けて 愛護活動の声をあげていく、それがキセクロ プロジェクトの理念です。

              
これまでの活動

猫を助ける「まっくろクロスケ基金」で募金を募った経過報告として、私がブログにエッセイ風に書いていた内容を 本にしたら と勧められ、出版関係の方々にいろいろ相談したところ「絵本がいい」と意見をいただきました。そこで 子猫(