はじめに・ご挨拶
チャリティーブック企画者の堀 薫です。
大学卒業後 JALの地上職からNHKのサブキャスターとなり朝の報道番組を担当、その後フリーで民放のアシスタントやレポーターをしていました。結婚後はイベントやブライダルの司会MCをしていましたが、コロナの影響で仕事が無くなりました。何をするべきか考える時間となり、チャリティーブックの作成して 命と向き合いその尊さを考えるきっかけ作りをしたいと思うようになりました。
このプロジェクトで実現したいこと
ペットの殺処分は 0にはなりません。ペットとして売るためにブリーダーさんが無理な交配をさせたり、売り物にならないと捨てられたりと、体も精神的にもダメージを負っている捨て猫は沢山います。そして そのことに目を向けている人は ほんの一部と言えるでしょう。
私自身も関心があったわけではなく、実際に捨てられていた 顔が癒着してくっついてた猫の赤ちゃんを見て 衝撃を受けました。
そこで その時のことを チャリティーブックとして制作し、目の無い黒猫ベビーが幸せになるまでの私が体験した実話を読んでもらって 優しい想いは必ず伝わることや希望を持つことの大切さを伝えたい、それには この時代にあえて紙ベースで形として次の世代にも残していきたいと考えました。現実に起こった 人との触れあいから心あたたまる内容となっています。
また チャリティーブックで資金調達をして、施設や獣医さんと連携をとりながら 猫の治療費が集められるチャリティーイベントを組んでいき お買い物をしてもらうことで 治療が必要な猫を助けられる、そんな命を見捨てない社会環境作りのお手伝いをしていきたい という思いから生まれたのが この “キセクロ プロジェクト” です。
人が大変な時に 猫!? というお言葉もありましたが、人間のエゴから不幸な猫をうみ出すケースは多いです。ならば 私達が不幸な猫を減らす努力をしてみませんか?
小さくても命にかわりはありません。
絵本「奇跡のまっくろクロスケ(仮)」
チャリティーブックこ購入で 皆さまの善意から幸せな猫が増えていくことを願っています。
私たちの地域のご紹介
近所の公園で箱の中に捨てられていた黒猫の赤ちゃん、顔の上半分がくっついていて醜い姿だったのですが、地元の猫を助ける活動をしている施設に駆け込んで手当をしてもらえました。
その施設は 飼い主がいない野良猫を捕まえて 不妊治療をして元の場所に戻す TNR活動 をしていました。その施術により 野良猫たちは殺処分を免れて 子供を作らず一代限りの寿命を全うするのです。
日曜日の遅い時間に受け入れてもらえる動物病院がなかった中で 救いの手を差し伸べてくれました。
治療費の募金も呼びかけて 入院治療費を集めることができました。
いつ治るかどうかもわからず 不安でいっぱいでしたが、いろんな方々から優しい言葉をかけてもらえました。
情に厚い優しい人たちがたくさんいることを知って感動しました。
実際に助けてもらった施設に恩返しを、そして 怪我や病気の治療費の足りない分を寄付して 不幸な地域猫を減らしたいと考えるようになるきっかけをもらいました。
大阪府池田市で救われた小さな命でした。
プロジェクトを立ち上げた背景
コロナ自粛で家にこもることから ペット人気は高まり 流通量も前年度比3.4%増で価格も高騰、その裏で 飼い始めてすぐの放棄も多いのが現状です。思っていたのと違う、手間がかかる、飽きてしまった などの理由からの飼育放棄の