■はじめに・ご挨拶
みなさん、初めまして。FLT代表の榎本 光臣(えのもと こうしん)です。
私たちは「一人でも多くの人に心のものさしを育む機会を提供し続ける」をミッションにモノづくり・コトづくりを行っています。
心のものさしとは自分自身の価値基準です。
私たちは心のものさしを有機的に捉えており、育んでいくものとして考えています。
情報や選択肢が無数にある現代社会の中で、自分自身で正解のない問題の答えを作っていくためにも、心のものさしを育む機会を提供します。
私たちは心のものさしを育むために以下の3+1のアクションを軸にしています。
■ 実現したいこと 『色と文字から多彩な自分を知る内省サポートアプリ』
現在は3+1のアクションの中で「内省」に着目したプロジェクトとして、内省サポートアプリ「ColorSelf」の開発をiOS向けに行っています。
ColorSelfは「色で感性的、文字で理性的に日常を振り返り蓄積することで、多彩な自分を知るアプリ」です。
既に開発を進め、プロトタイプの完成にまでは至りましたが、今回更なるアップデートに向け、アプリの開発費用等が必要となりました。そこで、私たちは皆さんにクラウドファンディングという形で後押しをしていただきたいと考えています。
■ きっかけ 『心が揺さぶられた瞬間が人生の選択のよりどころとなった経験』
「ColorSelf」アプリでは、自身の内面と向き合うきっかけを作ろうと考えています。
昨今、「自己認識」は非常に重要なテーマとして世界中で注目されています。
自己認識とは“自分自身のことを明確に理解する力”です。
組織心理学者のターシャ・ユーリックが著者の『Insight』では、仕事や人間関係、人生をより良くするためには自己認識は不可欠なスキルであり、特に自身の内的自己認識と外的自己認識をバランスよく持つことが重要であると言われています。
しかし、日本では他人の目を気にする傾向が強く、特に現代の若者はネット、SNSなどで外からの見られ方にばかり目が向きがちです。人によってはこれをストレスとして感じています。このことは次の参照先の調査からもわかります。
参照:視線耐性とデジタルコミュニケーションに関する調査
私たちはもっと自身の内面と向き合う機会が必要だと考えています。
そして、どのようにして内面と向き合うべきか、私たちはお互いの体験談や様々な文献から昨年1年間議論を交わし、「自身の過去を振り返り、心の動いた瞬間に目を向けること」が重要であると確信しました。
私自身も就職活動時期に、これまでの人生を振り返ることで進路を決心できた経験があります。その際に、大きな選択(就職、進路選択、結婚等)には正解はなく、その選択のよりどころとなったのは過去の出来事・出会いや人との関係性を通して育まれた自分自身の価値観でした。
昨今の新型コロナウイルスの状況下で、多くの人が改めて自分と向き合う機会が増えていると思います。こうした時期だからこそ、自身の内省をサポートできるアプリが必要だと感じ、「ColorSelf」の開発を進めてきました。
■「ColorSelf」の説明
すでに開発を進めているアプリについてご紹介します。
「ColorSelf」とは
ColorSelfでは、普段の出来事・思考・感情を記録します。
誰といる時、何をしている時が心地いいのかといった心の機微を多彩な色と文字で蓄積し、また、ふとした瞬間にその積み重ねられた色を振り返りながら、自身を知り、自分がどうありたいかを確認