MIRUIプロジェクトVOL.20|沼津戸田橘が香るアロマエアミストを届けたい!

MIRUIプロジェクトVOL.20|沼津戸田橘が香るアロマエアミストを届けたい!
静岡県沼津市の稀少な戸田(へだ)橘を使った、まるで”いにしえ”にタイムトリップしたようなリフレッシュを楽しめる「一瞬で気分を切り替えるアロマ」のご紹介です。自身の過労・ストレスの経験から似たような悩みを抱える方々に寄り添える商品開発を心掛けています。

田の橘は、今もなお富士山を見ながら生き続けています。橘に会いに行くと、そこに広がるのは長閑な港町、背に山があり目の前には美しいエメラルドブルーの海、海原の向こうには美しい富士の山…しばらく五感を研ぎ澄ませ、佇みたくなるものです。深い呼吸と共にあなたの重みは解消され、また明日も歩み出して行けるのです。”

■配合成分
エタノール77%、水、タチバナ果皮油、レモン果皮油、ユーカリ葉油、ハッカ油、ティーツリー油、メラレウカビリジフロラ葉油、チョウジつぼみ油

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「いにしえの香り」が持つ奥深く品のある香りは、新築やご結婚、還暦などのお祝いなどのご贈答にもお勧めです。

▽▲▽▼▽▲▽▼▽▲▽▼▽▲▽▼▽▲▽▼▽▲▽▼▽▲▽▼▽▲▽▼
STORY3、静岡県沼津市・戸田(へだ)橘の持つ力

【橘との出逢い】
静岡県で生まれ育ったわたしの地元は沼津市。
その沼津市戸田(へだ)に「原種遺伝子を持った橘」があると知り、戸田農林組合を訪ねたのは約7年ほど前だったと思います。ここでは「日本の宝を守ろう!」と絶滅危惧種Ⅱ類に分類された「日本固有の柑橘・橘」を育て商品化されています。
初めて訪れた時、橘の白い花「ネロリ」の優しく上品な香りに魅せられ「いつかこの香りで物語を作りたい!」と夢を抱きました。

しかし現実的に、橘ネロリから精油を抽出することは難しいことを知ったのですが、その後、果皮から採れる精油が商品化されたのです。

戸田橘香房

橘の実は 約2~3㎝と小さく種を含みます。

食用に向かない橘の果実を皮と果汁に分け、ジャムやマーマレードなどの食品にするために熟練した技が必要であることや、有機肥料を使い無農薬で大切に育て、原種橘の若木からの収穫の際には、大きなとげがあるので軍手で触っても傷だらけになりながらと、手間をかけた作業から商品が生まれています。
この小さな果実の皮400gを水蒸気蒸留し、わずか800㎖しか取れないのが橘の精油なのです。

橘の精油は果皮から抽出され、森林の中で深呼吸をしているようなグリーン調の落ち着く香りやこころが明るく軽やかになる柑橘系のフレッシュな香りなどが入り混じる独特な香りがします。Japanese citrusといえば、柚子と思い浮かべる方が多いと思いますが、その柚子の親が橘ともいわれているのです。

【橘の代表成分】
遺伝子分析によると、他の柑橘系の数倍から数十倍の抗酸化成分があり、代表成分の「ノビレチン」は、なんとシークワーサーの2.3倍含まれ、フラボノイドの大部分は果皮にあるといわれています。こんな、健康に力を貸してくれる成分を多く含む橘を歴史上では「霊薬」とされて来たお話があります。

【橘の歴史】
橘は常緑樹であることから「永遠」を表すものとされてきました。
日本書紀には垂仁天皇から勅命を受け、不老不死の霊薬である「非時香木実(ときじくのかぐのこのみ)」を田道間守(たじまもり)が探し出したというお話があります。

この霊薬が「橘」であると古事記に記載されていることから京都御所の紫宸殿(ししんでん)には、右近橘、左近桜として植えられた由来もあるそうです。雛飾りの五段目にも同様に桜と橘を飾るようになっていますものね。このように古事記や日本書紀の他、源氏物語や万葉集など多く詠まれたという「いにしえ」の植物なのです。ちなみに橘は「文化勲章」の図柄として採用されており 身近なところでは、500円玉にも描かれています。

根っから沼津っ子だったわたしと同じ土地で育っ