シカの魅力を知ってもらい、体験してもらう、ということです。
そこで、シカを取り巻く現状について伝えるSNSアカウントを作りました。しかし、ほとんど誰にも反応してもらえませんでした。
「これじゃあ、何の意味もない。。」と落ち込みました。同時に、「このままだったら、いつまで経っても解決に繋がらないな。」と焦りを感じていました。
そこで思いついたのが、商品を通じて、シカの問題に興味を持ってもらうということでした。最初は、シカ肉料理でアピールしていくことを考えていましたが、食べ終わったらなくなってしまうので、誰もが持っていて、手元に残るシカ革の財布をはじめの一歩とすることを決めました。
そこから、考え、改善を重ねることで、シンプルで機能性が高く、キズや風合いは一点物の、優しくて滑らかな肌触り「思わず触りたくなるシカ革財布Ticket」を完成させることが出来ました。しかし、製品として生産を始めるためにはもう少し資金が必要です。
今回のクラファンのリターンの「思わず触りたくなるシカ革財布Ticket」
この製品をきっかけに、少しずつ体験が広まっていけば、廃れてしまった”シカ“という日本の文化を復興させることができます。さらに、過疎化していく地方で“害獣”と呼ばれてしまう“厄介者”を価値に変えることで、地方にお金を流して元気を与えることができます。さらにさらに、そうなれば2500億円の税金を使って進められているシカの被害対策も、市場からのお金によって、持続可能な対策へと変わっていきます。そして最終的には、いただいたシカの命を無駄にしない、命に責任を持つ社会を作れると信じています。
そんな命に責任を持つ未来への第一歩として、「この製品を世に送り出したい。」「きっと、この財布なら、魅力を伝えられる。」そう自信を持てる製品になっています。これを世に送り出すためには、あなたの応援が必要です。少しでも構いません、ご支援をよろしくお願いします。
▼応援メッセージ心が折れて「もうダメだ。諦めたい。。」と挫折しかける時もありましたが、応援してくれるみんなのおかげで、製品は完成できました。
▼資金の使い道
この財布を生産して世の中に出すまでに、最低限必要な資金(30個生産するとき)
革代:約10万円
加工代: 約 12万円
配送費:約2万円
手数料:約6万円 (9%+税)
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合計30万円
このプロジェクトは「All in 方式」で実行します。目標金額が集まらずに終了した場合でもプロジェクトを実行します。
財布の生産に必要な資金を上回った分は、これからの新商品開発、鹿肉料理イベント開催、シカ廃棄問題ワークショップの開催に向けて使用させていただきます。また、スポンサーコースからの支援は、法人設立、ECサイト運営費にも使わせていただきます。
今回、財布にした理由と、これを「ほぼ原価」で売る理由はこの計画を達成するためです。利用率100%を目指すのであれば、「シカ廃棄問題」と「シカの純粋な魅力」の認知度は全く足りません。
だから、まずは、シカの魅力を多くの人に伝える必要があると思い、手元に残る財布という商品に決定し、値段もできる限り下げて手が届きやすくしました。
そして、商品名の「思わず触りたくなるシカ革財布Ticket」のTicketは、私たちディアベリ―を、シカの「命に責任を持つ社会」という目的地に向かう列車に例えて、この商品を、その列車に乗車する人たちの最初の切符にしたいと思い、命名しました。
そのため、皆さんにお願いがあります