日本の子供教育に革命を起こす!点字を取り入れたダイバーシティな自由帳を作りたい

日本の子供教育に革命を起こす!点字を取り入れたダイバーシティな自由帳を作りたい
視覚障がい者の使う触って読む文字が点字です。点字のフレーズを一般の小学生が使う自由帳に取り入れて触読という学習文化を作り出し、触って点字を知ることで学習に興味を持ち多様性を育んでいきたい。そして障害者と社会を繋ぎ親子の時間を増やす、そんな夢のような自由帳を作成し埼玉県上尾市から発信します。

手段として注目されるエンボス加工された触知図。

※自由帳のデザインは視覚障がい者の母を持つ駆け出しのアーティスト”うめぼひ”の可愛いイラストで視覚障がい者の接し方も学べる。

ダイバーシティの実現

▪️社会と障害者の距離を近くできます。

▪️包括力豊かなコミュニティの実現につなげられます(健常者と障がい者の共生)。

▪️人種や障がいを超えて、全ての立場の人が参加できる社会に近づけられます(漢字や日本語が苦手な外国人の子供でも、触覚と言う新たな手段で言葉に興味を持てるようになります)。

私たち地域のご紹介

私たちが拠点を置く埼玉県には、幼くして失明したにもかかわらず学問の世界に果敢に挑戦した学者、塙(はなわ)保己一(ほきいち)がいます。

世界的な偉人として知られるヘレン・ケラーも人生の目標としたといわれています。

埼玉県では、他県に類を見ない障がいがありながらも社会的に活躍している方、もしくはこのような障がい者のために貢献している方を讃える「塙保己一賞」があります。

このように視覚障がい者に優しい県である埼玉県だからこそ発信出来る活動です。

プロジェクトを立ち上げた背景

最初にこのすでに出来上がった類稀なる”触覚”を使うシステムである”点字”を一般の子供教育に利用出来ないかと考えました。

小学生が長い時間使う自由帳に”点字”のフレーズを入れ、実際に多くの小学生に試してもらいました。

すると「もっとやりたい」「ページ数が全然足りない」など子供の興味や関心が途絶えることなく、私自身驚きを隠せませんでした。

点字の自由帳を作って全国の小学校に寄付をすることで点字を子供たちに知ってもらいたいと考えました。しかし点字の自由帳を作れる会社は全国にたった10社ほどしか無いことが判明しました。

さらにその作業の殆どは手作業であり政府からくる依頼ですら1000部くらいしか作成した経験がないということが判明しました。

視覚障がい者だけが使ってきた点字の市場規模は、約31万人という小さい市場でした。そして多くの一般人にその素晴らしい技術を知ってもらう機会もこれまでなかったのです。

そして点字に加えて視覚障がい者でも使える手で見える地図である”触知図”も入れると、ここまでのクオリティで作成できる会社は世界でたったの一社だけしかありませんでした。

※欧文印刷株式会社 https://obun.jp/

※図をエンボス加工する事により、見えない人でも触って建物内外の配置や全体像を知る事が出来る。

触知図のことを皆さんに知ってほしいので絶対に譲れないとの思いがありました。しかしこの自由帳を作るためにはなんと一冊約36万円することが判明しました。

それでも私たちはこのピンチをチャンスに変えたいと思いました。視覚障がい者の使う点字の技術を沢山の人に知ってもらい、少数派の視覚障がい者だけではなく、多数派の一般人の学習に役立てることができれば、結果的に視覚障がい者の仕事も沢山増えることになります!何故なら点字の制作物を作る時は必ず点字の校正確認を視覚障がい者にお願いするので、点字の校正員が増えるのです。

こんなダイバーシティな自由帳が当たり前に量産できる日が来ることを祈りつつ、このプロジェクトは始動しました。

応援メッセージ

ネイルの仕事を通じ、初めて目に障がいのある女性たちとお話しをして、ネイルやメイク、おしゃれへの興味は、なんら自分と変わらない事を知りました。美は目に訴えるものと思っていた私は、それをきっかけに見えない世界を想像し理