佐渡島発のマイクロブルワリーでクラフトビールを造り、美しい自然と共にビールを楽しみましょう!
皆様はじめまして、株式会社ビアパイントの藤原敬弘と申します。
株式会社ビアパイントは新潟県にある離島・佐渡島に本社を置き、クラフトビール文化の輸入を行っています。これまでは佐渡島で当たり前にクラフトビールが飲めるよう活動を行なってきましたが、とうとう本格的に佐渡島発のブルワリー(独立系のマイクロブルワリー)の設立に向けて動き出すことにしました。
今回の目標はシンプルで、「佐渡島にクラフトビールの醸造所を造り、島内外に美味しいビールを提供し続けること」です。ビールを造ること自体は簡単ですが、美味しいビールを造り続けることは非常に難しいことです。そのチャレンジを応援してくれる、一緒にビールを醸してくれる、そして何より楽しんでくれる仲間を募集しています!私たちが名付けたブルワリー名は「t0ki brewery(トキブルワリー)」です。皆様が想像する朱鷺(特別天然記念物)の他に、時間の意味を込めた名前です。こうしてインターネットで何処でも誰とでも出会える時代だからこそ、佐渡島に来た時間や仲間と過ごす時間を大切にして欲しい。そこに自分たちの醸したビールがあれば嬉しい。そんな想いから、この名前をつけました。
佐渡島には現在、ブルワリーがありません。美味しいクラフトビールが手軽に飲める場所もない状態です。仮にクラフトビアバーをやろうと思うと、クラフトビールを定期的に仕入れる必要がありますが、クラフトビール自体が要冷蔵なため、高い送料 (佐渡島だと15L生樽の往復で2,500円程度、その費用をクラフトビールの提供価格に載せる必要がある) がかかります。
「HOSTEL Perch」というサウナ付きゲストハウスでは生のクラフトビールを提供しています。このクラフトビール、実は自分自身で佐渡汽船を使って手荷物として運んでいます。知り合いのブルワリーに自ら行って樽を購入、車とフェリーを使って、重たいビール樽を佐渡島に運び込んでいます(笑)
※諸々の規制の関係から、完全無償でやらせてもらっています。
20kg近くある樽を毎月4~5本、佐渡汽船で運ぶ
佐渡島の人にも、より多くの品質の高いクラフトビールを、安定的に飲んでもらいたい。ならば、自分でブルワリーを創って、クラフトビールを提供しよう!と思い立ちました。
佐渡島に通っているうちに、色々な縁があって佐渡島が好きになったという側面もあります。島内の人々には美味しいクラフトビールをたくさん飲んでもらい、島外の人にはクラフトビールを通じて佐渡島の魅力に気づいてもらう。ブルワリーを通じて、そんな活動ができれば嬉しいです!
代表者プロフィール
藤原 敬弘 (ふじわら たかひろ)
1986年生。北海道出身。国立苫小牧工業高等専門学校卒業。日立製作所を経て、2011年11月フラー株式会社を共同創業、 取締役CTO(最高技術責任者 Chief Technology Officer)に就任。2020年11月に株式会社ビアパイントを創業、代表取締役に就任。2020年12月に千葉県柏の葉 BEER BRAIN BREWERYで醸造研修。その後、佐渡島にクラフトビール文化を輸入すべく、月100L近くのクラフトビールを島外から運び続ける。現在はオーナー兼ヘッドブルワーとしてt0ki brewery (トキブルワリー)を設立。
残念なことに、自分自身はブルワーでもビール業界の人間ではありません。なんなら、飲食の経験もなく、コンピュータ