はじめに
ご覧いただきありがとうございます。
京都野菜『九条ねぎ』をご存じでしょうか。
京都府宇治市に本社を構え、
京都の錦市場入口に本店を構える私共が運営する飲食店「京都錦わらい」でも
頻繁に利用しているのが『九条ねぎ』です。
【京都の伝統野菜】九条ねぎ————————————————–
九条ねぎの歴史は京野菜の中で最も古く、奈良時代、
伏見稲荷大社が建てられた和銅四年(711年)に、浪速(大阪)から京都にねぎが
移植されたのが始まりと言われています。
青ネギの代表的存在である九条ねぎは、口当たりやわらかで甘味があり、
葉の内部にぬめりがあります。
寒さが厳しくなり始めた頃、霜が何度か降りると、このぬめりが多くなり、
甘味や旨味が強くなります。
柔らかい食感にねぎ本来の旨み、自然の恵みをお楽しみいただけます。
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通常は、月間で『5トン』、年間『60トン』を仕入れていた九条ねぎ。
美味しさはお墨付きですが、コロナの影響で例年通りの量を
仕入れることが難しくなってしまいました。
今回の感染症の影響は多大で、飲食店は時短営業や休業を余儀なくされました。
通常では、お客様とつながる窓口の一つである飲食店ですが、
営業が制限されている中で、売上減、そして、仕入れ量も激減してしまっています。
飲食店が苦戦すると、その先のお取引先様、生産者様、
連鎖して苦しくなってしまいます。
コロナや社会情勢とは関係なく『育つ野菜』。そして『収穫の時期』を迎えます。
通常のような営業ができていれば、
我々の飲食店で調理するために仕入れる予定だった『九条ねぎ』60トン。
当社だけで支援を募るだけでなく、今回は支援の輪が広がればと、
本来コロナの影響がなければ、弊社の飲食店で販売するために
仕入れる予定だった『九条ねぎ』を
お好み焼き・鉄板焼の「京都・錦わらい」や「元蔵」の店舗でも販売している
「九条ねぎを使った加工商品」として増産し、お客様の元にお届けできればと
プロジェクトを立ち上げました。
いつもお世話になっている京野菜・九条ねぎ農家さんの
『美味しい九条ねぎ』を、『美味しい時期』に消費したいと考え、
伝統野菜を使った加工食品を増産します。
ぜひ、一般家庭でも美味しく召し上がっていただけないでしょうか。
少しでも食べていただいて消費していただきたい!!
そんな想いで始めることにしたのです。
『京都錦わらい』『元蔵』
当社が運営してるお好み焼き・鉄板焼「京都・錦わらい」 は
京都、大阪を中心に関西圏内に35店舗、店舗展開しております。
主力商品は、お好み焼き、鉄板焼です。
京都の錦市場すぐ 前が発祥地の「京都・錦わらい」では、
京都の伝統野菜「九条ねぎ」もお店の看板メニューの一つで
「九条ねぎを使ったねぎ焼」も人気商品です。
『九条ねぎ』は、お好み焼きのトッピング、ねぎ焼き、ねぎ焼きこんちくしょう、
ねぎまんじゅう、京都ポーク入りビッグ餃子などの多くの料理に使用しています。
また、京都の錦市場の中にお店を構える『元蔵』でも、
観光客のお客様、地元のお客様から地場野菜を使った料理をお楽しみいただいています。
当社は、提携農家と契約しており、安定的にかつ、
品質の優れた野菜を仕入れることが可能であることが強みの一