近年では、企業も多く集まっています。明治製菓をはじめとする「富士見工業団地」や昨年秋、関越自動車道坂戸西スマートIC出口付近に開業した「Amazonフルフィルメントセンター(物流拠点)」など交通面・生活面の利便性が高さが企業誘致につながっています。
北浅羽桜堤公園
慈眼寺 しだれ桜
プロジェクトを立ち上げた背景
私の活動する坂戸市は、上記の通り様々な魅力があります。
しかしながら課題もあります。
・高齢化と核家族化が進み、世代間の分断が起こっています。それによって、家庭・職場・学校以外のつながりが減少しています。
・障がいを持った子どもたちとその家族に対する支援が薄く、社会との接点が失われています。
・外国人住民、外国ルーツの児童生徒が年々増加していますが、彼らの生活・日本語学習支援を担う国際交流協会がないため、効果的な支援があるとは言いきれません。地域住民との接点もほぼありません。
これらの解決策として、私たちは「多文化多世代交流の出来る現代版寺子屋」をつくります!
地域のすべての人たちが「交流を持てる場所」づくり
希薄になりつつある「人間関係の構築」
誰かの役に立っている「存在意義」
誰かに見守られているという「安心感」
この4つを柱として、私たちは活動しています。
これまでの活動
私たちはこれまで、月に1回のペースで地域住民が交流の機会が生まれるようなイベントを実施してきました。
芋掘り体験(2020年11月1日)
自然に触れるのと同時に、普段合わない人々と出会い、交流し学び合うことを目的に実施しました。
子どもたちは一生懸命にお芋を掘り起こそうと頑張っていました。途中地元の農家さんから掘り方を教わるなど、微笑ましい場面がありました。
外国人の方、障がいをもった方にも参加していただきました。最初は緊張した様子でしたが、「お芋を掘る」という共通の活動をするうちに参加者同士でうちとけていきました。
あそぶ おぶ わーるど(2020年1月26日)
この「あそぶ おぶ わーるど」では、外国人の方(米国・インド・ペルー・フィリピン・インドネシア)は母国の遊びを、反対に日本人の方は日本の遊びを教え合い、遊び合うことで互いに理解し合うことが目的でした。
当日は大盛況で44名の方に参加していただきました。年齢、国籍などあらゆる背景があろうと関係なしに全員が楽しんでいました。私たちの目指す多世代多文化交流の第一歩になりました。
また数人の子どもたちには当日の運営スタッフとして活躍してもらいました。受身ではなく、作る側に回ったことで、子どもたちの中に責任感とおもてなしの心が芽生えました。
令和2年度 レク寺子屋学習支援事業
この学習支援事業は埼玉県民生活部共助社会づくり課 様とウエルシア薬局株式会社 様との連携事業です。
「学校の授業でわからないことがあったから聞きたい」、「家では勉強する気になれない」、「塾に行きたいけど行けない」といった子どもたちやその親御さんたちのお悩みを解決するために実施しています。
参加した子どもたちは小学1年生から中学生まで様々な学年だったり、学校が違ったり、中国やペルーにルーツを持っていたりします。そんなごちゃまぜの空間ですが、子どもたちはボランティアスタッフが見守る中で、教え合ったり、一緒に考えたり、休み時間には一緒にトランプで遊んだりしていました。
また学習だけでなく、季節のイベントも実施しています。12月19日のイベントでは、クリスマスが目前だったので「クリスマス