神宿る島・世界自然遺産候補地 奄美大島のカミミチ文化を後世へ残したい。

神宿る島・世界自然遺産候補地 奄美大島のカミミチ文化を後世へ残したい。
世界自然遺産候補地・奄美大島の豊かな大自然の中に今も日本古来からの暮らしや祈りがあることや、歴史と知恵の中に文化があることを知り、歴史や文化を未来に継承していくために、今を生きる私たち一人一人ができることを考え、行動していくというプロジェクトです。

はじめに・ご挨拶

はじめまして!世界中に笑顔を広げるアーティストRIEと申します。おかげさまで、今年で笑顔の画家の活動は14年目を迎えます。2020年4月に神奈川県から奄美大島へ夫婦で移住しました。奄美大島での暮らしの中で台風を経験したり、大自然が織りなす島の魅力、神秘体験を実際に何度も自ら目の当たりにしながら過ごしています。その背景にある文化や歴史に興味を惹かれながら約1年が経とうとしています。

●プロフィール

世界中に笑顔を広げるアーティストRIE

1982年大阪府堺市生まれ。2002年京都嵯峨芸術短期大学陶芸学科卒業。2005年ボルネオ島のある村を訪れ一人の少女に出会う。貧しくも、感謝の気持ちと笑顔を忘れない少女との触れ合いを通して『きっと豊かさは彼女の心の中にあるのだろう』と感じる。帰国後、ボルネオ島滞在で気づかせてもらった『心の豊かさ・人の温かさ』を日本中に、そして世界中に広げたいという想いを込めて絵を描き続けている。2009年日本テレビ『おしゃれイズム』スタジオアート作品提供。2011年宮城県南三陸町を訪問。震災復興支援の絵を贈呈。2012年全日空創立60周年機体デザインコンテスト大賞受賞。2014年『愛を受けとった日』(学研プラス)2015年『世界で一番たいせつなあなたへ-マザー・テレサからの贈り物-』(PHP研究所)を出版。その他個展等幅広いジャンルで活躍している。2020年に奄美大島へ移住。

《公式HP 》

ホーム
世界中に笑顔を広げるアーティスト RIE公式サイトです。見る人の心が温かくなり世界中に笑顔が広がりますような作品やオーダーアート、Happy Baby、ウェルカムボード、ロゴ・名刺のデザインも行っております。

このプロジェクトで実現したいこと

神宿る島・世界自然遺産候補地である奄美大島の”カミミチ文化”を後世に残したい。島の”想い”に寄り添いたい。ゆくゆくは文化財登録へ向けて動きたいと考えております。島全体にある”カミミチ”を島の方たちにもこの活動を通して再認識して頂き、文化を伝承して行く活動をさせて頂きたい。

今回のプロジェクトの現場となる場所は、笠利町用安集落・奄美リゾートばしゃ山村のすぐ隣にひっそりと佇む夜差(ヤサシ)家敷地内を通るカミミチ。厳かなる日本の神秘と自然遺産を世界に伝えたい。知って頂きたいことがあります。先人たちが大切に今日まで守ってきた、然るべき土地(場)を無作為なリゾート開発や転売目的の為だけの買い占めから守りたい。祖先が守り続けてきた環境知を次世代へ継承していくことは、奄美大島のみならず、日本の知的財産を守ることに繋がるのではないか?と考えております。

カミミチ(神道)とは?カミミチ(神道)とは、各集落(シマ)の神山(カミヤマ)から海岸部(浜)までを結ぶ、神様の通る道。カミサマが通る道なので塞いではならず、家々の間をぬって浜(カネク)へと続く道を古来より大切に守り受け継がれてきています。

私は、奄美大島の島の神秘の源はこの”カミミチ”(神道)にありと言っても過言ではないと感じております。

カミミチに立ち入るといつも、もののけ姫のシシガミの森に似た感覚を受けます。
●私たちの地域のご紹介

奄美大島は東京から飛行機で約2時間30分(約1,250km)。関西から約1時間半。羽田空港や伊丹空港をはじめ、主要都市から直行便があります。飛行機以外にも鹿児島からフェリーがあるので、アクセス方法の選択肢は多いです。

沖縄より綺麗な海も!奄美大島でおすすめな海・ビーチ15選|トリッパー
奄美大島に遊びに行くなら、賑やかなビーチはもちろん、散策に向いた静かな浜辺や、ゆっくりと沈んでいく夕日など、さまざまな形で海を楽しみたくなるのではないでしょうか。 ですが、奄美大島の大きさは、東京23区の総面積を引いても100平方km近く

奄美大島は、鹿児島市から南へおよそ380キロメートルに位置し、全国の離島の中でも沖縄本島、佐渡島に次ぎ3番目に大きな島です。世界中でここにしか見られない固有種の生き物にあふれ、世界自然遺産の登録候補地ともなっています。手つかずの自然の豊かさから「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。

また、奄美には現在もノロ神、ユタ神という神人がいて、神の通るカミミチがあるといわれています。

奄美のシマ(集落)の多くが、山を背に海に面しています。シマの背後にはカミヤマ(神山)と呼ばれる山があり、ここにシマを守る神、テルコの神(山幸の神)、ナルコの神(海幸の神)が降り立つと古の昔より言い伝えられています。はるか彼方の海には、神が住む豊穣の国”ネリヤカナヤ”(奄美の方言で楽園)があり、目の前の海には、このネリヤカナヤから神が渡ってくる小さな島、立神が見えます。集落近くの森とイノー(潮だまり)までが人の住む世界、そこから先は神の領域。この山と海との間で、人々は田畑を耕し、自然の恵みを受け、神々に守られて暮らしてきました。

シマの中心部にはミャー(神を祀る清浄な空間)やトネヤ、アシャゲなどの祭場があって、シマの祭祀空間を形づくっています。カミヤマと浜、それぞれからカミミチ(神道)がミャーに向かってのびており、祭りの日、この道を通って