たまに帰省する際に使用するからなど、様々な理由で利用可能な空き家は実は少ないんです。下甑島で安心できる医療を提供し続けるためにはここをクリアしなければいけないのかなと思いました。しかし、行政も絡む話で自分ではどうすることもできなかったので、とりあえず家を一軒購入し、移住希望者がいた時にすぐに使えるように整備しようと思いました!
良い空き家が無いかな~と島の中を自転車こいで探し回りました。細い路地に入ってみたり、道に迷っちゃったり、休憩がてら浜辺で休んだり。そしてやっと素敵な家を見つけたんです!空き家になってから10年程経っているのでそれなりにボロボロなのですが、床下の梁は太くしっかりしていて、家の中には囲炉裏が2つ、なんと井戸まであるんです!他にも200坪の敷地に畑や物置に使ってた小屋が2棟もあるんです!
そして今回は、この空き家をリフォームする前の状態で写真展をやろうと思っています!今は粗大ゴミは破棄しましたが、畳なども昔のままでぶよぶよの状態です。ここを今後リフォームしていく予定なのですが、古く大きな家なので、地域にはその家に想い出がある方も多くいます。そういった方々に改修前に当時を思い出して頂きたいという思いもあってこの状態の空き家で写真展をやろうと思いました!また、改修後にみんなで喜びたいので、どうせならビフォーアフターのビフォーを見てもらいたいという思いもあり、家だけでなく敷地全部を使って写真展をやりたいと考えています!
(↓は掃除をする前の古民家!柱が丸石の上に乗ってたり、昔使われてたものもあって驚きでした!)
(↓の写真のような感じで、壁一面に写真を飾れたら綺麗だと思いませんか!)
資金の使い道
応募された写真のキャンパスプリント代・・・30人 × 3,000円
『甑を愛する写真コンテスト』景品代・・・1位 20,000円、2位 10,000円、3位 5,000円
当日ドリンク代(人件費込)・・・20,000円
展示費用・・・20,000円
その他手数料など
※応募数により金額に変動はあり得ます。
実施スケジュール
写真展は、3月20日(土)、21日(日)に開催する予定です。
クラウドファンディングの終了は3月21日(日)にしました。
All in方式なので、写真展終了当日のギリギリまで粘らせて頂こうと思います!
その後順次リターンの発注に入らせて頂きます。
リターンのご紹介
より直接的な支援の形をとれるように、『甑を愛する写真コンテスト』に出展する写真のキャンパスプリント代をそのままリターンに入れさせて頂きました!この写真たちはコンテストが終わると、参加賞として応募者の手元に戻ります。写真自体の思い出だけでなく、皆さんに御支援頂くことで、このコンテストの思い出も加わりより素敵な甑の歴史になるはずです。リターンの際には、可能な限り島の方からの御礼の声をお届けできるように頑張ります!
更に今回、下甑島の特産品を多くリターンに提供させて頂くことが出来ました!今回の『写真展をやりたい!』という想いに共感して下さった塩屋さん、漁師さん、酒屋さんなどから提供していただきました!改めて商品についての話を伺うと、並々ならぬこだわりの上にできているんだと感じました!是非下甑島の特産品を楽しんでください!ここでしか手に入らない限定品もありますので是非とも宜しくお願い致します!!
最後に
自分はまだ昨年の4月に下甑島に来たばかりで、移住して1年も経っていません。
ですが、島の方々に温かく迎えてもらい毎日楽しく過ごしています。下甑島が大好きでとても住み心地が良いんです。頭上に広がる青空、光り輝く海、雄大な山、人の陽気さや温かさ、生活の知恵など良いところを挙げたらキリがありません。
一方で、この1年で失われていくものも見てきました。来年度には中学校は統合されます。役場までも統合されていきます。日々増えていく空き家、ご高齢の方が亡くなると口伝えの歴史も失われていきます。へき地離島は厳しい状況であることは分かっていますが、何とかしたい。何とかあらがいたい 。少しでも島に残せるものがないかなと今回の写真展をやってみます。必ず島の歴史を紡ぐ、心に残る写真展にします!ご支援をよろしくお願いいたします。