ごあいさつ
数あるプロジェクトの中から、本ページをご覧いただきありがとうございます。
ブルックナーレクチャーコンサート実行委員会代表の石原です。
2021年6月22日(火)に開催予定の『ブルックナーレクチャーコンサート vol.2』の開催に際し、みなさまにご協力を賜りたく、本プロジェクトを立ち上げました。
企画内容をご覧いただき、興味を持っていただけた際には、ぜひご支援よろしくお願いいたします!
「ブルックナーレクチャーコンサート」とは(代表について)
アントン・ブルックナー(1824 – 1896)
アントン・ブルックナーは、オーストリアを代表する作曲家のひとりです。ブルックナーは特にオーケストラで演奏される「交響曲」がよく知られており、日本にも熱心なファンが数多くいらっしゃいます。
しかし、ブルックナーは交響曲だけを書いていた作曲家ではありません。声楽作品や室内楽作品等、ブルックナーの音楽を知る上で欠かせない作品があるにも関わらず、日本では一部の作品を除き、ほとんどが演奏されていません。
ブルックナーレクチャーコンサートの代表である石原は、現在東京音楽大学大学院の博士後期課程にてブルックナーの交響曲研究に従事しています。普段は作品の分析を中心に研究を進めていますが、これまでの研究を通して、ブルックナーを知るためには、交響曲だけを見る(聴く)だけでは不十分なのではないかと感じてきました。
そこで、ブルックナーの様々な面を、研究者だけでなく、演奏家、そしてもちろん、ご来場いただくみなさまと共に探っていきたいと考え、ブルックナーレクチャーコンサートを企画・開催してきました。
これまでの活動
第1回演奏会のチラシ
第1回目は2019年3月8日に「ブルックナーの室内楽 全曲レクチャーコンサート」と題し、世界初演となる作品2曲を含む、ブルックナーの弦楽器を用いた室内楽作品を一晩で取り上げました。
この演奏会は、ブルックナーの世界的な研究機関である国際ブルックナー協会(Internationale Bruckner-Gesellschaft)の機関紙「Studien & Berichte」や、アメリカブルックナー協会(Bruckner Society of America)のメールニュースで紹介されるなど、国際的にも評価されています。
今回の演奏会について
今回の演奏会の速報版チラシ
第2回目となる今回は、ブルックナーの死後、20世紀初頭に室内アンサンブルのために「編曲」された《交響曲第7番》を取り上げます。
「編曲」とは、原曲を編曲者の視点を通して解釈することです。そのため編曲作品は、わたしたち聴き手に、新しい作品の見方を提示してくれることが多々あります。ブルックナーの《交響曲第7番》のような「よく知っている」作品も、編曲者たちの視点を通して聴くことで、これまでとは異なる一面が示され、新しい視点でブルックナーを聴くことの一助となるのではないかと考えます。
なお、先の見えない新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、レクチャーは演奏会とは別日にします。
【演奏会概要】
ブルックナーレクチャーコンサート vol.2
日程:2021年6月22日(火) 19:30開演予定
会場:府中の森芸術劇場 ウィーンホール
曲目:ブルックナー《交響曲第7番》(アイスラー、シュタイン、ランクルによる室内楽版)
出演:桜田 悟(ヴァイオリン)、広川 優香(ヴァイオリン)、堀 那苗(ヴィオラ)、坂井 武尊(チェロ)、布施 砂丘彦(コントラバス)、竹内 彬(クラリネット)、藤井 春香(ホルン)、仲田 みずほ(ピアノ)、高橋 ドレミ(ピアノ)、西沢 央子(ハルモニウム)
チケット:一般 3,000円 学生 2,500円(4月上旬以降発売開始予定)
レクチャー:「私的演奏協会」とその編曲(仮称)
日程:2021年6月12日(土) 14:00 -16:00
会場:都内(近郊)会議室等を予定
出演:佐野 旭司(音楽学)、山岸 佳愛(音楽学)、石原 勇太郎(音楽学) 他
後援:オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京、国際ブルックナー協会
現時点では未定の部分がございますが、以下のイベントページで情報が決定次第お知らせいたします。
イベントページ:https://fb.me/e/3sysns6em
資金の使い道
・リハーサル、本番会場費
・楽譜レンタル費
・演奏者、レクチャー講師への謝礼(代表石原は除く)
・本番収録費
リターンについて
① お礼のメッセージ
ご支援いただいたみなさまおひとりおひとりに、お礼のメールを差し上げます。その際、ブルックナーについてのご質問をいただければ、代表からお返事いたします。