実施理由/背景
日本では2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡すると言われています!
欧米では、がんによる死亡が頭打ち、徐々に減少しつつあります。
特にアメリカでは、1970年代からの国を挙げての取り組みにより、90年代前半からがんによる死亡が減少に転じています。
一方、日本ではどうでしょうか。今日に至るまで依然、増加傾向が続いています。
日本とアメリカの医療のレベルはそんなに変わらないのに、一体なぜこんな違いがあるのでしょうか。
ひとつには、がん検診の受診率の違いとも言われています。
近年、日本人のがん検診受診率は上昇傾向にあるものの、アメリカでは乳がんと子宮頸がんの検診受診率は70~80%と言われているのに対し、日本では30~40%にとどまります。
また、日本人で最も多い肺がんの検診受診率も男性で50%、女性では40%ほどです。(2016年、厚生労働省・国民生活基礎調査より)
もちろん禁煙への意識を高めたり、食べ物や運動など生活習慣を改善したりすることも重要です。
その取り組みに加えてさらに、多くの方に負担なく簡単にがんの検査を受けていただく仕組みが必要であると考えます。
プロジェクト内容説明
がんによる死亡リスクから多くの町民を守りたい!
本町におきましても、毎年多くの方がががんを患い、闘病生活に苦しんだり、お亡くなりになられます。
そのリスクから不安から住民を救ってあげたいと常々感じておりました。
そこで、今年度山形県鶴岡市に所在するバイオベンチャーや大学・病院と連携し、本年度一部の町民に対して無償で「だ液によるがんリスク検査(サリバチェッカー)」を実施致しました。
本検査は、だ液を数滴採取するだけで、口腔がん、肺がん、大腸がん、乳がん、膵臓がんの5種類のがんリスクの判定が可能な仕組みです。
血液を採取したり、痛みを伴うことはなく、だ液を数滴採取するだけで、高齢者や女性でも安心してがんリスク検査ができます。
ただ、この仕組みの数値上は、7割以上の精度を持っているものの、症例数がまだまだ少ないため、保険適用外であり、受検するには一人あたり数万円が費用負担が必要です。
そのため、残念ながら今年度受検できている町民はまだまだ一部に過ぎません。
目指すところ
多くの方々ががんに対する不安を感じずに生活できる未来へ!
本町としましては、出来るだけ多くの町民に受検してもらい、その検査データを蓄積することで、ゆくゆくはこの技術が保険適用化され、多くの方々に安価に利用できる仕組みになってくれることを望んでおります。
そして、出来るだけ多くの方々が気軽にがんリスク検査を受けることで、
がんに対する不安を感じずに生活できる未来が実現することを願っております!
寄付の使い道
いただきましたご寄附は、みやき町民に対して実施する「だ液によるがんリスク検査」の費用として活用させていただきます。
(1)検査キット購入費用
(2)検体解析費用
(3)検査案内・結果準備費用
自治体からのメッセージ
ご支援いただける皆様へ
この度は本町の「健幸長寿のまちづくり」の一端をご覧いただきありがとうございます。
本町は、人の幸せには、まず体が健康であること、そして心が健康であることが大切と考えております。
がんの不安がない未来は必ず多くの町民の体と心を健康にしてくれるものと信じております。
町民誰もが健やかに幸せに長生きできるまちづくりに今後も取り組んで参りますので、このプロジェクトを通して、どうぞ皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします!
お礼品について
「だ液によるがんリスク検査」で寄附者様も健幸に!
今回町民に対して実施する予定の「だ液によるがんリスク検査」を寄附者様にも受検していただき、がんの不安が解消されるお手伝いをさせていただきたいと思います。
ご自宅もしくはご指定の住所に検査キットをお送りさせていただきますので、フローに従いだ液を採取いただきご返送いただければ、約1カ月ほどでがんリスク検査の結果をお届けさせていただきます。
まだまだ利用できる機関の少ない検査ですので、この機会にぜひご活用ください!
参考動画⇒https://salivatech.co.jp/kojinkitmovie/
事業スケジュール
4月:検査の案内発送
5月~11月:「だ液によるがんリスク検査」実施
12月:検体解析
1月:検査結果本人通知
「だ液によるがんリスク検査」は、本町が例年実施しております住民健診などで実施する予定です。
【寄付に関する注意事項】
目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させてい