つ取り組めるようになっていきました。
活動事例:
・シングルマザーへのお食事支援「わくわく弁当」
・地域の高齢者の外出を促す「フラワーパスポート」
・活用されていない空間を利用した「空き地マルシェ」
・ニュースポーツの振興を目指す「カーレットナイト」
等々
ーさらに、私たちの背中を押してくれた出来事がー
昨年の冬に開催したslow1周年の感謝祭でのこと。
当日の夜は、店内に入りきらんばかりのいつもの顔ぶれが駆けつけてくださり、
食って飲んで、いろんな人の輪が生まれて、
至る所でたくさんの人の笑顔が生まれていくのを目の当たりにしました。
この日は私たちスタッフ側がありがとうを伝える機会でしたが、
実際は、足を運んでくださったたくさんの方にありがとうとおめでとうを言われ、
この空間を通して人と人が交わる場に育ったslowの可能性を実感した時間となったのです。
ー私たちの背中を押してくれた出来事ー
そのもうひとつは、
「コロナで今までの繋がりが分断されるのが悔しい」
と、いつも飲みに来てくださる常連さんから、ポツリとでた言葉。
仕事や家事で疲れた時に、何気なしにビールを飲んでいってくれたり、
ワンちゃんのお散歩ついでにslowにあがって、私たちを癒してくれたり、
「slowに合うんじゃないかと思って!」と面白い企画をたくさん持ち込んでくれたり。
こういった事、ひとつひとつに、
slowという空間は、どんどんバージョンアップされていきました。
しかしながら、コロナの感染が広がり、
飲食店や周りとの距離にもいろいろな制限がかけられていくにつれ、
今までslowに遊びに来てくださっていた方たちとの距離も、
自然にひらいていってしまうようでした。
そんな中での、この一言。
「コロナで今までの繋がりが分断されるのが悔しい」
とても胸に刺さりました。
ただ同時にこの時、
ーどんな状況でもこうしてslowを気にかけ、応援して、支えてくださる方々がたくさんいるんだー
と、スタッフみんなが改めて、周りの方々への感謝を再確認する瞬間となったこと
今でも覚えています。
これだけ応援してくれて、心配してくれて、
変わらずにslowに足を運んでくださる方がいるにも関わらず
私たちがずっとお店を閉めて、内職作業に時間を費やし、
足を止めている訳にはいきません。
長引く自粛ムードの中、店長はじめslowのスタッフは
何かをストップするのではなく、
うまく付き合っていく、自分たちができることをしていこうと決断しました。
この決意を胸に
slowらしい「アナログな繋がり」が生まれるこのプロジェクトを始めてみることにしたのです。
ープロジェクトで実現したいことー
1)本棚を通じて、新たな出会いが生まれること
図書館の図書カードとか、
ご近所さんとの物々交換とか
ああいった、モノを通して人と人が繋がっていく感じのアナログの出会いが
本棚から生まれたらいいな、と思っています。
2)本棚によって、slowに来てくださった方の何かが少しだけステップアップすること
ちょっとこれは抽象的な内容になってしまうかもしれないのですが、
例えば、
「普段あんまり本は買わないけど、まちライブラリーで読んだ本が面白くて買ってみる」
「普段はパパッとコンビニで済ませるご飯が多かったけど、
1日だけ有機野菜を買って自分で何か作ってみる」
本棚にあるものに興味を持つことによって、
その人のいつもの生活が、少しだけ豊かになるようなことがあれば嬉しいで