Covid-19で収入源を失ったパナマの先住民クナ族を応援したい!

プロジェクトで実現したいこと

今回のプロジェクトでは、クナ族が暮らす島の一つ、コルビスキー島に住む人々を少しでも支援する為に、企画しました。

具体的には、コロナで収入を失った人々の経済的支援です。

ランチを楽しむクナ族の小学生たち

民族の伝統芸として、「モラ」と呼ばれる手芸があります。現代のクナ族の女性は、腰回りにモラが刺繍されたブラウスを身にまとっています。もちろん、一つ一つ女性たちの手作りで、服を着用していなかった頃に身体にペイントをしていたデザインを刺繍のモチーフにしています。昔はその腰回りの刺繍のことをモラと呼んでいましたが、現在はその刺繍を取り入れた様々な作品が存在します。

モラの作品を販売するクナ族の女性

今回のプロジェクトでは、彼女たちの作品をフェアな料金で買取り、皆様へお届けします。

また、プロダクトはただ単に伝統的な模様や今まで観光客向けに販売されている商品ではなく、それらを残しつつも現代の流行りや普段でも利用しやすいように少しアレンジした、オリジナルデザイン及びグッズをクナ族と一緒に開発します。

せっかく作った美しい民芸品も、使ってもらえる人がいなければ、色あせてしまうだけです。日本の皆様には、文化紹介も兼ねて、愛情のこもった手作りの民芸品をお送りいたします。
パナマとサンブラス諸島について

パナマは中米、コロンビアとコスタリカの間に位置する細長い国です。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、パナマ運河やタックスヘブンで有名で、「パナマ文書」といえば「あ〜」、と思う方もいるかもしれません。南は太平洋、北は大西洋と、海に挟まれた国です。

パナマ市内は、高層ビルが建ち並びとても発達しているように見えますが、車で少し走ると中には貧富の差が目立つ場所がちらほら。貧富の差がどんどんと開いてきている国の一つです。

パナマシティ

サンブラス諸島は、パナマの北側、カリブ海に浮かぶ365の諸島です。49のコミュニティが存在し、合計4万人程のクナ族と呼ばれる先住民が暮らしています。

主要産業は観光業、民芸品販売、そして漁業など。数々の有名なリゾートに匹敵する美しいカリブのビーチを持ちながら、リゾートとはかけ離れ、皆、素朴な毎日を送っています。

クナ族が暮らす家

非常に伝統を重んじる民族で、女性は伝統衣装を身にまとって生活しています。

頭から足先までおしゃれなクナ族

のんびりした幸せな毎日を送っているように見えて、先住民、そして島暮らしならではの問題を抱えています。
協力者紹介

サンブラス諸島のコルビスキー島に住むクナ族の学校の校長先生及びそのご家族に率先して協力頂きます。

サンブラス諸島のあるクナ族のある小学校の校長先生兼サンブラス諸島のツアーオペレータです。

自身の家族や親戚をCovid-19で失い、それでもたくましく立ち上がり、親を亡くした生徒や子供たちをお世話しています。今回は彼を始め、彼のご家族に協力頂きます。

校長先生の奥様と娘さん。彼女たちに率先してもらい、コミュニティ内で民芸品を作成して頂きます。

応援団長として、私の息子にも協力頂きます。
私が諦めずに粘り続けることができるのは、彼のおかげ。
プロジェクト実施中にも彼にたくさん癒やされて頑張りたいと思います。

資金の使い道

・リターン民芸品の制作にかかる資材費用(パナマシティ内で調達)
・リターンの民芸品作成費用
・リターンのツアー催行費用
・サンブラス諸島/パナマシティの移動交通費(車両及びボート)
・配送料(パナマから日本